「子育て・教育で選ばれる品川」目指す新年度予算案 品川区長に聞く

2023.02.08(水)

10:05

 品川区の2023年度予算案が発表されました。区長に就任して初めての予算案編成となった森沢恭子区長に、その思いと子育て政策などを中心に話を聞きました。動画でご覧ください。

 品川区の2023年度予算案が発表されました。区長に就任して初めての予算案編成となった森沢恭子区長に、その思いと子育て政策などを中心に話を聞きました。動画でご覧ください。

 「誰もが生きがいを感じ、自分らしく暮らしていける品川」をテーマとした品川区の新年度予算案は2022年度から5%余り増え、過去最大規模の1987億9400万円となっています。中でも重点政策として掲げられたのが「子育て 3つの無償化」です。まず、現在は保護者が半額を負担している0歳から2歳までの「第2子の保育料」について、東京都に先駆けて無償化します。また「区立小中学校の学校給食費の無償化」や、これまで中学生までが助成対象だった医療費についても「高校生まで」拡充して無償化します。いずれも所得制限を設けない方針で、4月から無償化するべく予算を充てました。これによって「子育て・教育で選ばれる品川」を目指すということです。3つの無償化の狙いについて区長に聞きました。

 その他にも、品川区では子育て支援を拡充させます。0歳の子どもを持つ家庭への「おむつの宅配」や、保育園などに通う前の子どもの「新たな預かりモデルの実施」に加え、在宅での子育てを支援する「拠点づくり」など、さまざまな事業を始める方針です。先ほどの3つの無償化と新規事業に総額32億7000万円を予算配分しています。先進的な子育て施策が並ぶ中、具体的にどういったものになるのか、区長に聞きました。

 異例の再選挙を経て区長となった森沢区長は「新時代の品川元年」を掲げています。今後、どういった区政を進めていくのか、改めて意気込みや思いを聞きました。

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