建物の老朽化などの課題を抱える葛飾区役所の庁舎が、京成立石駅前に移転することが正式に決まりました。

葛飾区の総合庁舎は建物や設備の老朽化といった課題を抱え、移転の議論が続いてきました。12月15日に行われた区議会の定例会で関連する条例が可決され、庁舎を京成立石駅の駅前に移転することが正式に決まりました。今の区役所は京成立石駅から歩いて7分ほどのところにありますが、新しい庁舎は駅から1分ほどの場所に建設されるビルに移転し、地上3階から13階までのフロアに入居する予定です。
ビルの建設工事は2024年6月ごろに始まり、2028年10月ごろに完成する見込みで、区によりますと2029年3月末までをめどに移転できるよう準備を進めていくということです。