「子ども食堂」とは子ども1人でも行ける無料または低額の食堂で、子どもへの食事提供を目的に民間のNPO法人や個人が運営しているものです。全国には子ども食堂がおよそ6000カ所あり、このうち東京都内には747カ所あります(2021年・「むすびえ及び地域ネットワーク」調べ)。

「空腹の子どもたちのおなかをいっぱいにしたい」と活動する人たちや、子どもたちの居場所づくりとして提供したいという人など、運営目的はさまざまです。子どもたちの「孤食」(独りでご飯を食べること)と「固食」(同じものばかり食べること)を解消しようと5年ほど前から足立区内で子ども食堂を運営している「あだち子ども食堂たべるば」の川野礼さんに話を聞きつつ、運営の現状や意義、課題についてTOKYO MX「news TOKYO FLAG」の森田美礼キャスターがまとめました。動画でご覧ください。