世界初!水素旅客船乗船イベント「水素旅客船に乗って東京湾を体験しよう!」開催

2022.09.30(金)

17:00

暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。
今回は子どもたちに向けて水素エネルギーの普及啓発などを目的として開催されるイベント「世界初の水素旅客船に乗って東京湾を体験しよう!」についてや、東京の伝統工芸品を紹介する特別企画「職人のいぶき」で江戸の職人の手によって独自の文化へと発展を遂げた「江戸鼈甲」を紹介しました。

暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。
今回は子どもたちに向けて水素エネルギーの普及啓発などを目的として開催されるイベント「世界初の水素旅客船に乗って東京湾を体験しよう!」についてや、東京の伝統工芸品を紹介する特別企画「職人のいぶき」で江戸の職人の手によって独自の文化へと発展を遂げた「江戸鼈甲」を紹介しました。

◆水素旅客船乗船イベント参加者募集

東京都は、世界初となる水素旅客船乗船イベントの参加者を募集しています。

水素旅客船乗船イベント「世界初の水素旅客船に乗って東京湾を体験しよう!」は、子どもたちに向けて水素エネルギーの普及啓発と環境・エネルギー問題への興味・関心の喚起を目的として開催されるイベントです。

来月22日、土曜日に午前10時半からと午後1時半から、午後3時からの3回実施されます。

集合場所は日の出ふ頭小型船ターミナルで、水素旅客船「ハイドロびんご」の乗船体験や水素で動く船の仕組みの学習、海からみる東京のまちなどが行われます。
参加費は無料です。

今回募集しているのは、小学生とその保護者や家族、120人です。

参加を希望する人は、来月3日、月曜日までに申込フォームからお申し込みください。

応募多数の場合は抽選となり、当選者のみ登録アドレスに連絡があります。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/09/21/06.html








◆特別企画「職人のいぶき」#13 江戸べっ甲

東京の伝統工芸品を紹介する特別企画「職人のいぶき」。
今回は、深い艶と色合いが特徴の〝べっ甲〟です。

黒褐色のまだら文様と深みのある飴色。年月を重ねるごとに味わいを増す「江戸鼈甲」。
奈良時代に伝来したといわれる鼈甲は、江戸の職人の手によって、独自の文化へと発展を遂げました。

その繊細な技巧からは、職人たちの息遣いが聞こえてきます。
鼈甲専門店として1975年に創業したべっ甲 イソガイ。この工房で伝統を今に伝えるのが、二代目の磯貝さん。

(べっ甲の魅力について)

(磯貝さん)「亜熱帯に生息しているタイマイという海亀の甲羅を鼈甲は使っています。ワシントン条約で輸出入が禁止されてる材料なんですね。その輸入が規制される前からストック。そういった材料の確保が大変です。生物素材ですので同じ形に作っても一つ一つ色が違うのが魅力だと思います。」

貴重な亀の甲羅を使うべっ甲。材料の選び方が仕上がりを大きく左右します。

(磯谷さん)「薄い素材ですので厚さとかあとは短かったら長さを足すためにくっつけながら土台を作る工程があるんですけど肝になる部分です。」

接着剤は使用せず、甲羅が含むにかわの成分を利用して熱した鉄板で圧着させます。

(磯谷さん)「黒っぽい甲羅と茶色っぽい甲羅でも硬さが違う。熱加減が違うと潰れちゃったりとか熱が低いと、くっつかなかったりするんで、すごく難しい作業です。」

長年の経験を頼りに温度と圧力を調整します。融合させた鼈甲の余分な部分を削り、形を整え、仕上げに磨きをかけることで、特徴的なアメ色の光沢が生まれます。

(磯谷さん)「普段はアクセサリーとか簪とか、皆さんがもともと知っているような鼈甲製品を
作っているんですけど、ストレンジベッコウというアート作品挑戦してまして。鼈甲の白甲と黒甲でオセロ白と黒表現したりとか、スニーカーの紐の先っちょの部分だけ鼈甲にしてみちゃったりとか。 鼈甲の古く見られがちなところをちょっと身近なものを作ることによってなんか変な素材で面白いと思われたらラッキーかなって挑戦してます。」

天然の光沢を生かして美しく仕上げる「鼈甲」。
そこには職人のいぶきが感じられます。

関連リンク
https://bekko-isogai.jp/










<番組概要>
番組名:東京インフォメーション
放送日時:毎週月―金曜 7:15~7:20
キャスター:杉浦みずき、白戸ゆめの
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/tokyoinfo/

 

この記事が気に入ったら
「TOKYO MX」 公式
Facebookアカウントを
いいね!してね

RELATED ARTICLE関連記事