暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。
今回は東京の伝統工芸品を紹介する特別企画「職人のいぶき」で紹介されたきめ細かな紋様で粋な趣きを表現する「東京染小紋」についてや、今年度の東京都職員Ⅱ類とⅢ類、および、キャリア活用採用選考の試験・選考案内を紹介しました。

◆特別企画「職人のいぶき」#4東京染小紋
東京の伝統工芸品を紹介する特別企画「職人のいぶき」。
今回は、粋な着こなしを演出する、「東京染小紋」です。
きめ細かな紋様で、粋な趣きを表現する、「東京染小紋」。
離れて見ると、無地に見えるほど、細かく、多彩な柄は、江戸の町人たちの遊び心から発展したといわれています。
その繊細な技巧からは、職人たちの息遣いが聞こえてきます。
創業100年を超える染色工房「染めの里おちあい双葉苑」。
この工房で、伝統を今に伝えるのが、9年目の染め師、渋谷健吾さん。
(渋谷健吾さん)「手染めの魅力というのは、昔からある模様とかに惹かれたりする。昔の人が考えた模様とかを自分でも染めたりするのが面白かったりするところですね」
染め付けは、13m近い反物を、板に貼り付けて行います。
次に、糊を型の上から均一に塗り、模様を付ける、「糊置き」。
糊が付着した部分が、染色した際に、模様として浮かび上がります。
(渋谷健吾さん)「染物で難しいところというのは、全体が同じように染めなくてはいけないこと。最初だけ濃かったり、力が強かったりすると、後の方が薄くなったり、むらが出たりするので、同じように最後までやっていかなければいけない」
むらや濃淡があると、着物に仕立てたときに商品にならないため、熟練の技が必要なのです。
乾燥後、色の付いた染料で、生地を染め上げます。余分な染料を落とし、蒸気を使って、生地のしわを取って、仕上げ。完成までに、1週間以上かけて作られた「東京染小紋」は、格調高く、趣きをもった染物になるのです。
(渋谷健吾さん)「着物を着る人でなくても、現代風の雑貨関係、アクリルに生地をはさんだ指輪や、かんざしになっている商品もあるので、もう少し、他の商品も開発していきたい」
江戸の美意識が詰まった、「東京染小紋」。そこには、職人のいぶきが感じられます。
最近では、和装だけでなく、ネクタイやストールなど、シーンに合わせた着こなし方も人気だそうです。
「染めの里おちあい二葉苑」の商品をはじめとする東京の伝統工芸品は、楽天市場のオンラインショップ「小粋屋東京」でも取り扱っています。
関連リンク
https://www.dento-tokyo.metro.tokyo.lg.jp/items/02.html
https://www.ochiai-san.com/
https://tokyodouga.jp/
◆“都職員Ⅱ類・Ⅲ類・キャリア活用”採用試験(選考)案内
東京都は、今年度の東京都職員Ⅱ類とⅢ類、および、キャリア活用採用選考の試験・選考案内を発表しました。
Ⅱ類採用試験、Ⅲ類採用試験の試験案内、および、キャリア活用採用選考の選考案内は、「東京都職員採用ホームページ」からダウンロードできます。
申し込みは、原則、インターネットによる申し込みで、申し込み受け付け期間は、Ⅱ類・Ⅲ類が、7月1日(金)午前10時~8月5日(金)午後3時まで。キャリア活用採用選考は、6月30日(木)午後3時までです。
Ⅱ類・Ⅲ類の試験日程は、第1次試験が、9月11日(日)で、第1次試験の合格発表は、10月7日(金)です。その後、第2次試験を経て、最終合格発表は、11月8日(火)です。
キャリア活用採用選考は、第1次選考が、8月14日(日)で、第1次選考の合格発表は、9月22日(木)です。
その後、第2次選考・第3次選考を経て、最終合格発表は、12月14日(水)です。
詳しくは、「東京都職員採用ホームページ」をご覧ください。
関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/05/31/01.html
https://www.saiyou2.metro.tokyo.lg.jp/pc/
<番組概要>
番組名:東京インフォメーション
放送日時:毎週月―金曜 7:15~7:20
キャスター:杉浦みずき、白戸ゆめの
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/tokyoinfo/