江戸・鐵砲洲稲荷神社 例大祭に関わる人々に長期密着!伝統と開発の狭間で…きょう17時放送

2022.06.05(日)

11:50

TOKYO MX(地上波9ch)では、本日6月5日(日)17:00から『日本の祭り 伝統と開発の狭間で 江戸・鐵砲洲稲荷神社のいま』を放送します。

TOKYO MX(地上波9ch)では、本日6月5日(日)17:00から『日本の祭り 伝統と開発の狭間で 江戸・鐵砲洲稲荷神社のいま』を放送します。

東京都中央区湊にある鐵砲洲稲荷神社で、2022年5月2日(月)~5日(木・祝)に「鐵砲洲稲荷神社 御鎮座一千百八十二年 例大祭」が開催されました。

鉄砲洲稲荷神社は、平安時代の凶作が続く中で住民が創建。江戸時代から埋め立てが進み、明治元年に東京都中央区湊に遷座。氏子地域は日本を代表する商業地、銀座をはじめ江戸歌舞伎発祥の地、京橋も含まれていることから、こども歌舞伎も奉納されます。

歴史に華やかさがある一方で、近年、周辺は急速に開発が進み、古くからひとが住んでいた土地はタワーマンションに変わり、住民が入れ替わり、ひととひとのお付き合いも希薄に…。

この状況を打破し、繋がりを再生させるべく、粋な銀座人が立ちあがりました。
高層建物の谷間に鎮座する鐡砲洲稲荷神社の伝統を未来に結びつけたいとする、生粋の銀座人の活動を追いました。


番組では、鐵砲洲稲荷神社の例大祭に関わる2人の人物を長期間にわたって取材。彼らの目線を通じて、今年5月に行われた例大祭の模様を伝えます。

番組で密着したのは、神社を中心に地域のつながりを再生させようと様々な活動をする神社の氏子の男性と、地域に増えてきた子どもたちに歌舞伎を指導する女性の2人です。
2人の活動が、今年の例大祭でどのように実を結んだのか、そして神社の伝統を未来にどのようにつなげていくのか、ぜひご覧ください。


【制作担当者のコメント】

鐡砲洲稲荷神社への取材は、新型コロナの感染拡大が始まったばかりの2年前からでした。
「祭りは開きたい」「コロナという疫病を振り払いたい」と思う氏子さんの想いとは裏腹に、およそ1200年の神社の歴史でも前例のない対応を迫られました。
厳しいコロナ対策を打ち立てながら、最終的に例大祭の開催を決定できたのは開催まで2か月を切った今年の3月下旬。そこには、感染予防対策した上で「どんな形でも神社の歴史を引き継がなければならない」という、“粋”な氏子さんの熱い思いが込められていました。

関係者のみなさんに話を聞くたび、苦労の連続だっただろうと思いましたが、氏子のみなさんの決して苦労話を自慢話にはしない “銀座の氏子”という自尊心を強く感じました。物腰は柔らかく紳士的ではありますが、やることは全て“銀座基準”。半纏一つとっても、しわが寄ったものを着ている人は誰一人いませんでした。

また、子ども歌舞伎といっても、化粧、かつら、舞台に手を抜かず完璧なものを追い続ける。今回の作品ではストーリーだけでなく画面から見える“鐡砲洲の粋”の部分も見て頂きたいです。


放送はTOKYO MXのほか、無料動画配信サービス「エムキャス」で、全国から番組がリアルタイムで視聴可能です。「エムキャス」はアプリまたはPCサイトから無料で視聴ができます。
詳しくは「エムキャスとは」のページをご覧ください。

<番組概要>
タイトル: 日本の祭り 伝統と開発の狭間で 江戸・鐵砲洲稲荷神社のいま
放送日時: 2022年6月5日(日)17:00~17:55 <TOKYO MX1>
スマホアプリ/Webサイト「エムキャス」にてリアルタイム配信

出演: 鐵砲洲稲荷神社の皆さん、新富座こども歌舞伎の皆さん

番組ホームページ: https://s.mxtv.jp/variety/matsuri_teppozujinja/
ダイドー 日本の祭りHP: https://www.dydo-ghd.co.jp/sustainability/matsuri/
日本の祭り YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCWHqhAp8OOvxdFe4GXjtmAA

RELATED ARTICLE関連記事