プロ野球新人合同自主トレ・ロッテ秋山を直撃

2022.01.18(火)

10:15

 東京の二松学舎大付属高校から千葉ロッテマリーンズに入団した秋山正雲投手の自主トレを取材しました。FC東京と埼玉西武ライオンズの情報とともにご覧ください。

 東京の二松学舎大付属高校から千葉ロッテマリーンズに入団した秋山正雲投手の自主トレを取材しました。FC東京と埼玉西武ライオンズの情報とともにご覧ください。

<FC東京に新戦力 青森山田から松木玖生が入団>

 全国大会優勝を手土産に今シーズンからFC東京にプロ入りする青森山田高校のキャプテン・松木玖生選手が1月15日、新体制発表会にオンラインで参加しました。松木選手は「FC東京の勝利に貢献できるよう、頑張っていきたい。タイトルを取りにいくこと、それに一番貢献できるシーズンにしたい」と決意を語りました。

<プロ野球・西武が大学生に支援活動>

 プロ野球・埼玉西武ライオンズは応援してくれるファンへの恩返しとして、このオフシーズン、ある支援活動を行っています。15日、埼玉県の十文字学園女子大学を訪れたマスコットキャラクターのライナが特設テントに学生たちを呼び寄せ、袋を配りました。袋の中身はレトルトのカレーとご飯5食分などの生活物資です。もらった学生からは「コロナでアルバイトがすごく減ったので、日用品はすごく助かります」などと話していました。埼玉西武の担当者は「コロナで長期的に学生が経済的に苦しんでいるという話があり、われわれ西武ライオンズとして何か応援ができないかと考えた。東京にある大学とも協定を結んでいるので、いずれは拡大していきたい」(L-FRIENDSグループ・松本有マネジャー)と話しています。

<二松学舎からロッテ4位指名 自主トレの秋山を直撃インタビュー>

 高校野球・東東京代表として2021年夏の甲子園に乗り込んだ二松学舎大学付属高校の秋山正雲投手は東京ナンバーワン左腕と呼ばれた将来性を買われ、千葉ロッテマリーンズにドラフト4位で指名されました。それから3か月となる中、プロとしての第一歩をロッテ浦和球場から踏み出しています。

 今回ロッテが指名した育成も含めた9選手のうちピッチャーは5人で、174センチ・77キロの秋山投手はその中で一番小柄です。それでも「東京ナンバーワン左腕」はボールを握るとその本領を発揮しました。その後、ショートの守備位置でノックを受けたシーンではボールを取り損ねて悔しそうにグラブをたたく姿も見られましたが、この負けん気の強さもプロの世界ではとても大事です。

 TOKYO MX「news TOKYTO FLAG」の伊藤洋平キャスターが秋山正雲投手に単独インタビューしました。ドラフトで指名されてから自主トレまでの間、どういう気持ちで過ごしていたか尋ねると、秋山投手は「楽しみとかわくわくした気持ちはすごくありました」とした上で「今までは部活動で学校の中だったが、これからは『仕事』としてお金を頂く。応援してくれる人が増えるので、今までよりも深く考えるようになった」と、プロの舞台に立つに当たっての野球に対する気持ちの変化について語りました。

 プロ野球選手としての自覚が早くも芽生え始めた秋山投手ですが、同期入団の仲間との間では練習中も笑顔で会話するシーンが何度も見られました。中でも同じ高卒入団のキャッチャー・松川虎生選手について、秋山投手は「自分は下の名前で『虎生(こう)』と呼んでいて、虎生からは『アッキー』と呼ばれています」と話し、“ピッチャー・アッキーとキャッチャー・虎生”2人の夢はバッテリーでの1軍昇格です。

 秋山投手は「1年目の抱負は『けがをしない体づくり』。強い体をつくりながら柔らかい体をつくっていけば、ピッチングにつながるところもたくさんあると思う。1年目はやはりけがしない体・柔らかい体・しなやかな体を目指して頑張っていきたい」と1年目の目標について語りました。
 

 

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