7月に行われた東京オリンピック会場ともなった東京・江東区は、区内初となるスケートボードパークの整備計画を発表しました。整備費は「ふるさと納税」の活用を検討しています。

東京オリンピックで金メダルを獲得したスケートボード・堀米雄斗選手の地元・江東区は11月17日、区内で初となるスケートボード施設を造る計画を発表しました。会見で江東区の山崎孝明区長は「区立公園などではスケートボードは禁止されていて、区内で安全にスケートボードを楽しめる場所はほとんどない。区で施設を整備してマナー啓発などに取り組むことで、五輪のレガシーとして都市型アーバンスポーツの発展につなげていきたい」と説明しました。
整備計画では、場所は夢の島総合運動場内、広さは2000~2500平方メートル、初心者・中級者向けの施設を予定しているということです。また整備費については、一部の区民から「パークのために税金を使わないでほしい」という声が寄せられていることから、ふるさと納税を活用し、クラウドファンディングで全国から寄付を募る形で検討を進めているということです。
スケートボードパーク施設の開業は2022年11月を予定しています。