暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。
今回は東京2020大会が開催された東京で行われる様々な取り組みや人々の思いを紹介する「Our Legacy」で、2024大会の新競技・ブレイクダンスで活躍が期待されている河合来夢さんを紹介しました。
◆Our Legacy「ブレイクダンス 河合来夢」
東京2020大会が開催された東京を舞台に行われる様々な取り組みや、そこに関わる人々の思いを紹介する「Our Legacy」。
今回は、3年後のパリオリンピックで活躍が期待される、ある選手を取材してきました。
訪れたのは、代々木にある、ウェイトリフティングジム。
今回、お話しを伺うのは、河合来夢さん、20歳。
河合さんがメダルを期待される競技とは…音楽にのせて、アクロバティックな動きを取り入れ、躍る、(ブレイキン)。
流れる曲に合わせて、1対1で即興のダンスを披露し、技の完成度や表現力を競います。
2024年のパリオリンピックで初めて正式種目に採用されました。
(河合来夢さん)
「競技としてブレイキンがオリンピックに採用されることは予想がつかなかったので、正直、ビックリする気持ちもありました。パリオリンピック(での採用)が決定してから、いろんなメディアがブレイキンに目を向けてくれたので、嬉しかったなと思っています」
5歳のとき、母の勧めでブレイクダンスを始めた河合さん。
2018年に行われたブエノスアイレスユースオリンピック、河合さんは当時17歳で金メダルを獲得し、世界から注目を集めました。
(河合来夢さん)
「(Q.ブレイクダンスの魅力は?)一人ひとり、個性があるところだと思っています。ブレイキンはダイナミックな技が印象的で、頭で回ったり、片手で回ったりも魅力ですが、立ち踊りや音楽に合わせてのフットワークや、音の取り方も一人ひとりで全然、違うし、表現したことも違うので、そういうところが自分にとって魅力かなと思っています。」
(Q.3年後、世界へどんなことを発信したいと思う?)
「自分がオリンピックに行ったからには、自分の存在を世界中に見せつけたい、心にとどめておいて欲しいと思っているので、パリオリンピックで金メダルを目標にして堂々としている姿を見てもらえたらいいなと思っています」
河合さんが思い描く未来とは…。
(河合来夢さん)
「もともと、ブレイキンは文化からきたものなので、フィールドに立って踊って、何もせず帰ってくるだけじゃなくて、試合が終わった後で、お互いにリスペクトしてハグをしたり肩を組んで一緒に帰ったり、そういうところがブレイキンの文化のひとつでもある。そういうところをオリンピックから発信していけたらと思っています」
ストリートから世界へ。
そのカルチャーの魅力を、全身で表現し続けます。
河合さんは、11月6日(土)も世界大会に出場するそうです。
オリンピックで活躍する姿も楽しみですね。



<番組概要>
番組名:東京インフォメーション
放送日時:毎週月―金曜 7:15~7:20
キャスター:久保井朝美、中村美公
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/tokyoinfo/