デジタルツイン3Dビューアと情報発信サイトを開設 都のデジタルツイン実現に向けた進捗状況を発信

2021.08.12(木)

17:00

暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。
今回はデジタルツイン実現に向けた進捗状況などを分かりやすく発信するために都が開設した東京都デジタルツイン3Dビューアなどについてや、待機児童など都内の保育サービスの利用状況を紹介しました。

暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。
今回はデジタルツイン実現に向けた進捗状況などを分かりやすく発信するために都が開設した東京都デジタルツイン3Dビューアなどについてや、待機児童など都内の保育サービスの利用状況を紹介しました。

◆東京都デジタルツイン3Dビューア

都は、東京都デジタルツイン3Dビューアと情報発信サイトを開設しました。

これは、都が「『未来の東京』戦略」において掲げている「デジタルツイン」の実現に向けて、今年度、実施している「デジタルツイン実現プロジェクト」の取り組みの一環として、デジタルツイン実現に向けた進捗状況などを分かりやすく発信するためのウェブサイトを開設したものです。

デジタルツインは、センサーなどから取得したデータをもとに、建物や道路などのインフラ、経済活動、人の流れなど、様々な現実空間の要素を、コンピューターやコンピューターネットワーク上の仮想空間上に再現したものです。

特色のひとつとして、サイバー空間上に東京を再現したデジタルツイン3Dビューアを搭載し、建物や街を再現した3D都市モデル上に、河川監視カメラのライブ映像、都営バスのリアルタイムデータや、都庁内各局の様々なオープンデータなどと重ね合わせて東京の様子を見ることができます。

都は、今後、社会実装に向けた実証事業として、「地下空間も含めたリアルタイム人流可視化」「地下埋設物の3D化による業務改善効果検証」「スマートフォンを活用した 3Dマップ更新検証」を行い、プロジェクトの進捗が分かるように、サイトに掲載するということです。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/07/29/13.html
https://info.tokyo-digitaltwin.metro.tokyo.lg.jp/




◆都内の保育サービスの状況

2021年4月1日時点の、都内の保育サービスの利用状況がまとまり、公表されました。

都内の4月1日時点の保育サービス利用児童数は、3,145人、増えて、32万3,703人となりました。

待機児童数は、去年に比べ、区部で701人、市町村部で673人、全体では1,374人、減り、969人となりました。

保育サービス利用児童数の増加が大きい区市町村は、杉並区の743人、世田谷区の326人、練馬区の313人で、待機児童数が多い区市町村は、小平市の86人、中央区の85人、町田市の76人です。

待機児童の減少が大きい区市町村は、江戸川区の-154人、中央区の-117人、調布市の-103人です。

都内待機児童ゼロの区市町村は、26の自治体で、そのうち、去年から引き続き待機児童ゼロの自治体は18、待機児童が減少したことでゼロになった自治体は8つでした。

一方、待機児童がいる区市町村は、36の自治体で、そのうち、待機児童が減ったのは、34の自治体、2つの自治体では待機児童数が増加しました。

詳しい内容は、福祉保健局のウェブサイトをご覧ください。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/07/28/02.html
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/




◆“「心のバリアフリー」ポスターコンクール”

都は、「心のバリアフリー」普及啓発ポスターコンクールの作品を募集しています。

都は、誰もが円滑に移動し、様々な活動を楽しめるまちづくりを進めるため、全ての人が平等に参加できる社会や環境について考え、必要な行動を続ける、「心のバリアフリー」を推進しています。

このポスターコンクールは、子どもたちに「心のバリアフリー」について考えるきっかけにしてもらうとともに、都民への「心のバリアフリー」の普及啓発を推進するため、実施されています。

都内在住・在学の小学4年生~6年生が対象の小学生の部と、中学生が対象の中学生の部があります。

テーマは、「共感から生まれる支え合い ~心のバリアフリーがあふれる東京~」です。

B3判から四つ切までの用紙を縦に使って描いてください。彩色・画材は自由です。

応募は、作品を学校でとりまとめている場合は学校に提出、個人で応募する場合は、9月10日(金)までに郵送してください。

入賞者には、賞状と、副賞の図書カードが贈られ、入賞作品は「心のバリアフリー」普及啓発活動に活用されます。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/06/21/17.html
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/kiban/machizukuri/kokoro_poster.html




<番組概要>
番組名:東京インフォメーション
放送日時:毎週月―金曜 7:15~7:20
キャスター:久保井朝美、中村美公
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/tokyoinfo/

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