コロナ禍で無人店舗が大人気! 洋服やホルモンも非接触で購入可能

2021.07.15(木)

06:50

TOKYO MX(地上波9ch)朝の報道・情報生番組「堀潤モーニングFLAG」(毎週月~金曜7:00~)。6月24日(木)放送の「フラトピ!」では、コロナ禍で広がる“無人販売”をキャスターの田中陽南が取材しました。

TOKYO MX(地上波9ch)朝の報道・情報生番組「堀潤モーニングFLAG」(毎週月~金曜7:00~)。6月24日(木)放送の「フラトピ!」では、コロナ禍で広がる“無人販売”をキャスターの田中陽南が取材しました。

◆コロナ禍で非接触・無人店舗が大人気

コロナ禍で非接触が叫ばれるなか、世間では店員のいないお店が続々とオープンし、人気を博しています。

まず田中が訪れたのは、東京・中野区にある無人の洋服販売店「ムジンノフクヤ」。こちらは防犯カメラを完備し、24時間年中無休で営業。国内ブランドの古着など、約600点を取り扱っています。

昨年8月のオープン以来、月に300人以上が利用しているという人気ぶり。実際に店舗に足を運んだ田中は「店員さんと会話することがないのもまたゆっくり見られるかもしれない」と言います。

店内にある商品には値札は付いておらず、ハンガーが値札代わりで1,480円~4,980円まで色ごとに分類。そして、購入方法は値段に応じた金額のチケットを券売機で購入するだけと簡単です。

こうした無人販売はコロナ禍で苦境に立たされている飲食店にも広がりを見せており、その1つが恵比寿に5月にオープンした「naizoo」。店内にあるピンクのネオンを見た田中が、「かわいい。映える店内ですね」と反応したこの店舗は、なんと黒毛和牛ホルモンの無人販売店

解凍して焼くだけのホルモンの他、ホルモンを混ぜ込んだハンバーグなど20種類ほどのメニューを販売しており、会計は商品を選びキャッシュレス決済で客自ら行います。かわいい外装とおいしい内臓のギャップが若者の心を掴み、1日10万円を売り上げることもあるそうです。

さらには、最新技術を使って無人の接客を目指す店も。八丁堀にある「ロボットマート」にはロボットが配備されており、ドリップコーヒーを全自動で淹れてくれます。

実際にロボットが作ったコーヒーを味わった田中は「豆から挽いているのですごく香りが良くて、おいしい!」と大満足の様子。現在は、注文を受け付けるためのQRコードを渡す作業だけ店員の助けが必要ですが、今後は完全無人化を目指しており、運営元のロボットセキュリティポリスの代表取締役・三塚剛さんは「完全な無人だと接客技術はゼロ。そこをロボットで補っていければ実現は可能だと思う」と意欲を見せます。

無人の販売店は他にも。靴の無人販売店「Flicfit(フリックフィット)」は、わずか一坪のサイズで世界最小のお店と言われているそうで、ここではAR(拡張現実)を利用して靴の試着ができ、さらには足のサイズを3Dで計測。最もフィットするサイズを自動で提案してくれます。そして、この場で代金を払うと商品は後日自宅に郵送される仕組みとなっています。

こうした無人販売店にキャスターの堀潤は「よく考えましたね」と感心しきり。ミス・ワールド2016日本代表で実業家の吉川プリアンカさんも、こういった状況のなかでも知恵を働かせ頑張る姿勢に興味を示し「諦めるのではなく、できることをやって生き延びるというチャレンジ精神はいいですよね」と称賛。ちなみに吉川さんは、「naizoo」のことをInstagram でチェック済みで、行きたいと思っていたと言い、さらにはコーヒー好きであることを明かし、「ロボットマート」にも惹かれていました。

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<番組概要>
番組名:堀潤モーニングFLAG
放送日時:毎週月~金曜 7:00~8:00 「エムキャス」でも同時配信
キャスター:堀潤(ジャーナリスト)、田中陽南(TOKYO MX)
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/morning_flag/
番組Twitter:@morning_flag

 

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