柄本佑&坂井真紀にインタビュー! 話題の映画『痛くない死に方』の見どころは?

2021.03.13(土)

11:50

アンミカがMCをつとめるTOKYO MX(地上波9ch)のバラエティ生番組「日曜はカラフル!!」(毎週日曜11:30~)。2月14日(日)の放送では、柄本佑さん、坂井真紀さんへの単独インタビューの模様をお届け! 2人が出演する映画『痛くない死に方』について伺いました。

アンミカがMCをつとめるTOKYO MX(地上波9ch)のバラエティ生番組「日曜はカラフル!!」(毎週日曜11:30~)。2月14日(日)の放送では、柄本佑さん、坂井真紀さんへの単独インタビューの模様をお届け! 2人が出演する映画『痛くない死に方』について伺いました。

◆人はどう死ぬべきなのか…痛くない死に方とは?

柄本さんが主演をつとめ、在宅医療のスペシャリスト・長尾和宏氏のベストセラーを実写映画化した『痛くない死に方』が2月20日に公開。柄本さん演じる在宅医師の河田は末期の肺がん患者を担当し、痛くない死に方を選んだはずが結局苦しんで亡くなってしまう。そして、それが自分の診断ミスだと知り、悔恨の念に苛まれる。先輩の長野(奥田瑛二さん)のもとで在宅医としてあるべき姿を模索し、少しずつ変わり始めていく河田。「病院」か「在宅」か、いつかは自分の親や自分自身に訪れる最期について考えさせられる必見の一作です。

そんな本作について、柄本さんは「『痛くない死に方』というタイトルではあるんですが、生き方についての映画でもあると思いました。あとは、河田という主人公の成長話になっていますので、そこも楽しんで観ていただけたら」と率直な思いを語ります。

かたや坂井さんは、“死”というものを描くなかで「人間がどう『死』を選択するかということや、それが希望というものに繋がってほしいということも含まれている映画」と言います。

本作を経て自分の最期に対する考えは変わったのか、どんな最期を迎えたいか聞いて見ると、「具体的には、(今は)何もないです。若いからですかね」と柄本さん。一方、坂井さんは「すごく考えます。やっぱり考えるようになりました」と大きな変化があったようで、「家族に迷惑をかけないようにだったり、痛くなかったらいいなとか、できれば安らかにみたいなことぐらいですかね」と自身の最期への思いを語ります。

本作のタイトルは「痛くない死に方」ですが、逆に最近痛かったことを聞いてみると、柄本さんはちょっと前に夜中にベッド下の収納に足の人差し指をぶつけて悶絶したそう。しかもその際、隣には妻と娘が寝ていたため、うめくのを「ひたすらに耐えた」とエピソードを披露。坂井さんは寝転がりながら携帯を見ていたら、そのまま熟睡してしまい「携帯をポンと顔に落としちゃって痛かった(苦笑)」と明かします。

また、本作では患者と家族の絆も見どころの1つとなっていますが、最後に柄本さんに家族仲について質問。すると「おそらく仲が良いほうっぽい」とキッパリ。弟との兄弟仲も良く、父とも会えば話をしたり、たまに電話をしたり「別に確執もない」と明言。ただ、最近ちょっと気になることがあるそうで、「親父、ここ3年くらいでお酒をあんまり飲まなくなって。ずっとノンアルコールビール飲んでいます。前は毎日晩酌しているような親父だったので、“飲まなくなったなぁ……”という印象がありますね」と気に掛けていました。

◆中山優馬が感じた「痛くない死に方」の本質とは?

すでに本作を鑑賞済のマンスリーアシスタント・中山優馬さんは、「素敵な映画でしたし、在宅医療の難しさなどをすごく感じましたね」と感想を明かします。そして、「痛くない死に方」というタイトルは、「死を迎える側も看取る側も心に痛みを持って過ごしていくということ」と自身の考えを述べ、最期の時を迎えた際、延命するかしないかなど自身の意思を普段から話し合っておくことは「絶対に必要なこと」と力説。さらには「家族だからできる話し合いでもあるのかなとすごく考えさせられました。ただ、正解がないのでそれぞれの家族の形、話し合いや生きていくなかで選んでいくことが大事と感じました」と多くの学びがあった様子。

アンミカも、人間誰しも最期を看取ることはあまりないだけに「映画を通して、そういう幾つかの家族の過程を観ながら、柄本さん演じる主人公の成長も拝見させていただけそう」と期待を寄せていました。

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<番組概要>
番組名:日曜はカラフル!!!
放送日時:毎週日曜 11:55~12:50 「エムキャス」でも同時配信
出演者:アンミカ、クリス松村、杉田陽平
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/colorful/
番組Twitter:https://twitter.com/sunday_colorful

 

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