東京都内にも多くある「島」の魅力をもっと知ってもらおうと、都内にある11の島が協力した期間限定のアンテナショップがにぎわっています。
都内の島々の魅力をアピールしようと、伊豆諸島と小笠原諸島にある11の島、6つの商工会が協力し、期間限定のアンテナショップがJR東小金井駅の高架下にオープンしています。店頭ではスタッフがお客の体温を測るなど、新型コロナウイルスの感染対策も取られています。
店内には伊豆大島の特産品である独特の香りがするムロアジの干物「くさや」や、神津島のイカの「塩辛」などが並んでいます。神津島の塩辛はイカが食べて消化されずに残ったトビウオの卵がそのまま生かされていて、この珍しい食感を求めて遠くから買いに来る人も多いということです。このほか、それぞれの島で作られた地酒や、肌に優しい椿油なども販売されています。
担当者は「新型コロナの影響でどの島も経済的に厳しい状況が続いている。特産品を知ってもらい、島々を応援してほしい」と話しています。店で販売する小泉文子さんは「東京にもこんなに多くの島があるとはあまり知られていない。これをきっかけに、コロナが落ち着いたらぜひ遊びに来てほしい」と話していました。
期間限定の「東京諸島アンテナショップ」は3月7日まで開設しています。
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