暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。
今回は今年4月から名称を変更した「東京都立大学」の50歳以上を対象とした「プレミアム・カレッジ」出願受付についてや、日本に住む外国人とお互いに歩み寄りながらコミュニケーションをとるために都が作成した「やさしい日本語」普及啓発動画を紹介しました。

◆50歳以上向け“生涯学べる” “都立大学プレミアム・カレッジ”出願受付
東京都立大学「プレミアム・カレッジ」では、様々な経験を積んだ50歳以上の世代向けの、2021年度入学の出願受付を始めました。
2005年に都立の4つの大学が再編、統合され、首都大学東京を開学し、今年4月から「東京都立大学」に名称を変更しました。
「プレミアム・カレッジ」の講義は、「首都・東京をフィールドに学ぶ」をテーマに、教育研究実績が極めて豊富なカレッジの専任教授などによる独自のカリキュラムです。
具体的には、まず全員がゼミナールに参加し、カレッジの専任教授の指導のもと、新たな仲間と討論をしながら、学びと交流を深めていきます。
また、自らが選択して学べる科目として、江戸・東京の歴史、心理学などの文系科目、世界自然遺産に登録されている小笠原の自然科学やトンネル、橋など土木工学を始めとする理系・文理融合科目、他では経験できない東京都庁の多様な施策の最前線を学ぶフィールドワークの授業など、幅広いカリキュラムを用意しています。
出願資格は50歳以上の方で、募集は50人程度、在学期間は1年です。
出願期間は12月1日(火)までです。
また、1年目の本科を修了した人が、2年目も引き続き学び続けることができる制度として、「専攻科」を開講しています。
「専攻科」は、カレッジの幅広い分野の中から、本科において未受講の興味のある科目を選択して受講ができます。
さらに、2021年4月から、1年目の本科、2年目の専攻科に加えて、3・4年目の学びである「研究生コース」を新設します。
「研究生コース」は、専攻科を修了した人に、興味関心のある分野で、最長2年間、専門的な研究を進める場を提供します。
このように、最長4年間、ステップアップしながら学び続けることが可能です。
この機会に、東京都立大学の誇る豊富な生涯学習の資源を、緑豊かで開放的な南大沢キャンパスで体験してください。
学ぶ意欲にあふれた皆さんのチャレンジをお待ちしています。
関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/10/16/02.html
https://www.pc.tmu.ac.jp/
◆「やさしい日本語」普及啓発動画
日本に住む外国人とのコミュニケーションに大きな役割を担う「やさしい日本語」についての動画が作成されました。
都内に住む外国人は約57万人いて、国籍も多様化しています。この動画は、そうした外国人と私たち日本人が地域で共に暮らし活躍する多文化共生社会を実現するために、お互いに歩み寄りながらコミュニケーションをとるには、「英語」より「やさしい日本語」が役立つことが多いことからその普及啓発のために作られたものです。
東京都つながり創生財団のウェブサイトや「東京動画」で見ることができるほか、新宿駅西口広場大型デジタルサイネージなどで放映されます。
関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/11/05/14.html
https://tokyodouga.jp/st-1m5d2jr4.html
<番組概要>
番組名:東京インフォメーション
放送日時:毎週月―金曜 7:15~7:20
キャスター:久保井朝美、平川彩佳
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/tokyoinfo/