性同一性障害の悩みを脱して「自分らしく」 ~漫画家・平沢ゆうな~

2020.06.12(金)

17:50

TOKYO MX(地上波9ch)の番組「らしく~My Story~」が6月11日(木)25時35分から、「LGBT」をテーマに放送。漫画家・平沢ゆうなさん(34歳)が、性同一性障害の悩みを脱し、「自分らしく」生きる姿を特集した。

TOKYO MX(地上波9ch)の番組「らしく~My Story~」が6月11日(木)25時35分から、「LGBT」をテーマに放送。漫画家・平沢ゆうなさん(34歳)が、性同一性障害の悩みを脱し、「自分らしく」生きる姿を特集した。

「自分らしく生きる。
それは今、性の対象や認識にかかわらず、すべての人にとって大切なこと。しかし、社会の『しくみ』や『文化』は、この多様性の時代に追いついていないのが現状です。LGBTsの当事者にとってまだまだ、『自分らしく生きる』はあたり前のことではありません。」(「自分らしく生きるプロジェクト」ホームページ http://jibun-rashiku.jp より抜粋)

 TOKYO MXは、「LGBTsと理解者が手を取り合い、無限の可能性を生み出す」というプロジェクト『自分らしく生きるプロジェクト』(運営団体「We Think(Shibuya).」)と連動した形で、LGBTsへの理解者を一人でも多く増やしていくための番組として放送中。

 番組に登場したのは漫画家の平沢ゆうなさん、男性から女性になったトランスジェンダー(MTF)。小さい時から「男」に違和感を感じながらも、大学を経てサラリーマンになった平沢さん。しかし、社会人になってから気づいたのは、「男」のまま生きることが難しい…と感じて、医者を訪ねた。そして、医者からの助言により、手術の前に女性の恰好をして実際に生活できるかを試し、女装して通院するようになった。「女性として街に出ていけないのであれば、私は生きていけない」と。そんな平沢さんは、5年前に性転換手術を受け、戸籍上も「女性」となり、現在は、自分らしく生活している。

 平沢さんが自身の性転換手術を題材とした作品として描き、2016年に講談社「週刊モーニング」に掲載され話題を呼んだ漫画「僕が私になるために」は、番組内でも紹介。 「女性になったからこそ自分が表現できる、輝ける」という平沢さんは、女性として、漫画家として、今日も、新作を描き、平沢さんの世界観を読者に届けている。


<番組概要>
番組名:「らしく~My Story~」
放送日時:2020年6月11日(木) 25:35~25:40 <TOKYO MX1>
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/jibunrashiku_pj/
「自分らしく生きるプロジェクト」公式サイト:http://jibun-rashiku.jp

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