暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。
今回は日本語を母国語としない外国人などからの多様な相談に応じる“外国人向け電話相談センター”についてや、新型コロナウイルスの無症状・軽症者の宿泊療養施設運営状況を紹介しました。

◆“外国人向け電話相談センター”
新型コロナウイルス感染症の対策のひとつとして、都内在住の外国人に向けた電話相談窓口が設置されました。
英語名の頭文字から、略称をTOCOS(トコス)とする「東京都外国人新型コロナ生活相談センター」は、日本語を母国語としない外国人などからの多様な相談に応じるため、都の緊急対策として新たに設置されたものです。
相談は、フリーダイヤル0120-296-004で、受け付け時間は、土・日・祝日を除く午前10時~午後5時までです。
まず、「やさしい日本語」で希望言語を聞き取り、当該言語の相談員が対応します。英語・中国語・韓国語・ベトナム語・インドネシア語など14言語に対応しています。
この電話相談窓口の案内は、毎週金曜日に行われている、小池知事の英語による会見で、先週、ライブ配信されました。
関連リンク
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1007261/1007709.html
◆宿泊療養施設の運営状況
新型コロナウイルスの無症状・軽症者の宿泊療養施設について、小池知事は、4月17日の夕方の会見で説明しました。
(小池知事WEB会見/17日)
「きょう(17日)、新たな施設として、品川プリンスホテルイーストタワーを開設し、軽症者の受け入れを開始しました。
(4月)7日に開設した東横INN東京駅新大橋前、15日に開設した東京虎ノ門東急REIホテルと合わせ、合計1,500室超の確保を終えています。
これからも宿泊療養施設のさらなる拡大を図り、皆さんの安心を確保してまいります。
これは、医療の現場を守ることにもつながります。
これら宿泊療養施設には、お年を召していない方、基礎疾患を持っていない方、医師が入院が必要ではないと判断した方に移っていただいています。
ただ、宿泊療養施設、感染防止対策に細心の注意が必要で、宿泊者の皆さんには、滞在中、施設から外出されないように強くお願いしています。
館内においては、宿泊者と業務スタッフとの動線を分離。
また、宿泊者の陰性が確認され退所したあとは、専門業者に室内の消毒をしてもらっています。
ネット上で、誤った情報や不安をあおるような情報が時たま発信されていますが、ぜひ正しい情報で、冷静な対応をお願いします」
関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/04/16/12.html
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/04/15/10.html
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/04/06/21.html
◆“ベビーシッター利用支援”を活用
新型コロナウイルス感染拡大による都の緊急対策のひとつとして、「ベビーシッター利用支援事業」の対象が拡大されます。
「ベビーシッター利用支援事業」は、待機児童解消対策として、対象となる保護者の子どもが保育所に入園するまでの間、都の認定を受けた認可外のベビーシッター事業者を利用する場合、利用料の一部を助成する事業です。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受け、対象者を、臨時休園した保育所等を利用している児童がいる保護者まで広げることで、緊急事態措置期間中も子育て世代を支援するというものです。
今年度のベビーシッター利用支援事業の利用上限は、1日8時間かつ月上限160時間、または、1日11時間かつ月上限220時間で、利用者の負担は、1時間150円です。
また、この助成金は、税法上の非課税所得の取り扱いになるということです。
関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/04/15/documents/16_01.pdf
<番組概要>
番組名:東京インフォメーション
放送日時:毎週月―金曜 7:15~7:20
キャスター:久保井朝美、平川彩佳
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/tokyoinfo/