東京駅周辺で「傘シェア」サービス開始

2019.12.10(火)

10:35

 雨の日に欠かせない「傘」のシェアサービスが始まりました。東京駅や日本橋を訪れる観光客やビジネスマン向けにサービスが展開されます。

 雨の日に欠かせない「傘」のシェアサービスが始まりました。東京駅や日本橋を訪れる観光客やビジネスマン向けにサービスが展開されます。

 東京駅で発表会が行われた傘のシェアサービス「アイカサ」は、都内の駅などおよそ700カ所でサービスを展開する企業と東京駅や日本橋エリアの企業が協力して運営します。傘は駅構内や百貨店内など9日から順次設置される貸し出しスポットおよそ40カ所で誰でも自由に借りられます。料金は1本1日当たり70円で、借りた同じ月の間は最大420円です。

 利用の仕組みは、傘についたQRコードをスマートフォンで読み込むと、アプリのLINEを通じて傘を開くための暗証番号が送られてくるというものです。運営会社は「東京の玄関口を訪れる多くの人を、傘でおもてなししたい」と話しています。

 傘の返却は東京駅周辺だけでなく、サービスを展開しているおよそ700カ所のどこでも自由にできるということです。日本国内では、年間およそ8000万本のビニール傘が廃棄されているといわれていることから、便利なだけでなく環境面も配慮された取り組みとなりそうです。

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