日本列島に甚大な被害をもたらした台風19号が上陸してから一週間が経ちました。

東京・世田谷区では、19日もボランティアが被災した住宅地に入り後片付けを続けました。
世田谷区では12日の雨で多摩川に注ぐ谷沢川が氾濫し、一部地域が浸水しました。この地域に夫婦で住んでいた土田信一さんの家も1階部分が水に浸かりました。そして、被災してから一週間経った19日には、土田さんの家にボランティア6人が訪れ、水に浸かり使えなくなった家具などを運び出しました。
世田谷ボランティア協会は14日から、被災した住宅の後片付けなどを手伝うボランティア活動を始めていて、これまでに延べ100人を超える人が参加しているということです。
協会は今後も災害ボランティアを派遣するほか、浸水被害からの生活再建の手引きなどをまとめたチラシを各家庭に配布していくことにしています。