島根県の離島・隠岐の絶品ソウルフードとは?

2019.10.11(金)

11:50

東京に関わるさまざまな外国人の視点で東京の魅力を再発見するTOKYO MX(地上波9ch)の国際情報バラエティ番組「明日どこ!? DX」(毎週金曜12:29~)。10月4日(金)放送の「トレジャーニッポン」のコーナーでは、アメリカ人俳優のマイケル・キダさんが島根県の離島・隠岐諸島を訪れた模様をお届けしました。

東京に関わるさまざまな外国人の視点で東京の魅力を再発見するTOKYO MX(地上波9ch)の国際情報バラエティ番組「明日どこ!? DX」(毎週金曜12:29~)。10月4日(金)放送の「トレジャーニッポン」のコーナーでは、アメリカ人俳優のマイケル・キダさんが島根県の離島・隠岐諸島を訪れた模様をお届けしました。

◆隠岐のソウルフードとは?

島根県の北側、本土からおよそ70kmのところに位置する離島・隠岐諸島。そのなかの1つ、中ノ島の海士町(あまちょう)へとやって来たマイケルさん。

まずは腹ごしらえをとレストラン「船渡来流亭」へ。マイケルさんが頼んだのは、「寒シマメ肝醤油漬け丼定食(税込1,250円)」。隠岐では、スルメイカのことをシマメと呼び、イカ肝と醤油で漬けた丼ぶりがソウルフードなんだとか。

豪快にひと口かきこむと、「ボーノ(美味しい)!」とマイケルさん。「イカの味が濃くて、歯ごたえが最高! すごく新鮮ですね。それに米が甘い! その甘さで(味のバランスが)まろやかになる」と大絶賛。

 

 

さらに、身がぷっくりと大きな「いわがき春香(1個 税込750円)」。こちらは、隠岐で養殖されている一品です。さっそく味わってみると、「ん~、(身が)ぷるんぷるん! 口のなかでとける。美味しい!」と声を上げます。「牡蠣は東京でも食べるけど、こんなにフレッシュな牡蠣は普段食べられないね」と太鼓判を押していました。

◆海士町に惚れ移住したドイツ人

海士町は、南北約15km、東西約10kmの島。隠岐の食に満足顔のマイケルさんは、自転車に乗り、島をめぐることに。

道中に発見した隠岐神社に立ち寄ると、そこは鎌倉時代に幕府に挙兵した後鳥羽上皇が島流し後に住んでいた場所なのだそう。

さらに、島内をめぐると、ラベンダー、レモンバーム、セージ、タイムなどのハーブやサツマイモなどの作物を育てている農園が目に入ります。マイケルさんも、現在居住している神奈川県で山を切り拓き、農園をやっているだけに興味津々。

 

 

この農園の土を耕していたのは、なんとドイツ出身のフランク・ムラーさん。話を聞いてみると、「妻がこの島出身(の日本人)なんだよ。ここは美しい島だ。大好きだよ」と話します。もともとは大工をしていたそうですが、妻の故郷・海士町に惚れ込み移住。この地で農園を始めて4年になると言います。ともに農園をやっている共通点があるだけに、トラクター談義など話が尽きない2人でした。

◆地方創生成功モデルとなった海士町

そして、とても綺麗な夕日を眺めたあとは、この日泊まる宿探しをすることに。マイケルさんが飛び込みで向かったのは、「お泊り処なかむら」。運良く空室があり、無事に宿泊先を確保し、胸をなで下ろします。

 

 

ここでは居酒屋も運営しており、宿泊客や地元の人たちの憩いの場となっています。さっそく居合わせた先客たちと生ビールで乾杯。サザエに刺身、煮魚など隠岐の海の幸を肴に生ビールが進みます。

 


先客たちは皆若い人ばかり。話を聞いてみると、Iターンしてきた人、千葉県から短期移住でやって来た人や長崎からやって来た人などさまざま。さらには、居酒屋で働く瀬脇一憲さんも愛知県から移住してきたそう。海士町は、人口約2,300人のうち、移住者がおよそ1割を占めています。というのも、海士町は移住政策で地方創生成功モデルの1つにあげられているから。

この宿を切り盛りするご主人、中村徹也さんはこの島で生まれ育った1人。なぜ若い移住者が多いのか尋ねてみると、「若い子がいるからじゃないですか。仲間がいると来やすいのだと思う」と話していました。

次回10月11日(金)放送では、隠岐・海士町のさらなる魅力を紹介します。どうぞお楽しみに!

 

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<番組概要>
番組名:明日どこ!? DX
放送日時:毎週金曜 12:29~12:55 「エムキャス」でも同時配信
※再放送 翌週火・木・土曜 23:00~23:30 <TOKYO MX2>
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/asudoko/
番組Twitter:@asudoko_dx

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