超人気スキーリゾートもある!“天空の王国”と呼ばれるアフリカの国とは?

2019.09.06(金)

11:50

東京に関わるさまざまな外国人の視点で東京の魅力を再発見するTOKYO MX(地上波9ch)の国際情報バラエティ番組「明日どこ!? DX」(毎週金曜12:29~)。8月30日(金)放送の「大使館晩餐会」のコーナーでは、レソト王国大使館を特集。レソト王国について紹介しました。

東京に関わるさまざまな外国人の視点で東京の魅力を再発見するTOKYO MX(地上波9ch)の国際情報バラエティ番組「明日どこ!? DX」(毎週金曜12:29~)。8月30日(金)放送の「大使館晩餐会」のコーナーでは、レソト王国大使館を特集。レソト王国について紹介しました。

◆“天空の王国”と呼ばれるレソト王国

特命全権大使をつとめるのは、コーナー初となる女性大使のパレサ・モセツェさん。明るくてチャーミングな大使は「世界は女性の社会進出の時代です。私がここにいるように、レソト王国は女性推進を後押ししています」と胸を張ります。

大使の執務室には、レツィエ3世国王やモツォアハエ・トーマス・タバネ首相の写真が飾られ、国旗が掲げられています。大使によると、国旗の青色は雨、白は平和、緑は繁栄を象徴するとか。そして、中央にはレソト王国の伝統的な帽子が描かれています。

レソト王国は、南アフリカ共和国の内陸に位置する国で、首都はマセル。日本の四国の約1.6倍にあたる3.0万平方キロメートルの国土に223万人が住んでいます(2017年)。3,000メートル級の山々が連なる国土の平均標高は1,500メートルで、約80%を山地が占めていることから“天空の王国”と呼ばれ、雄大な大自然が広がります。

「水はレソト王国にとって大変重要な資源」と話す大使。同国には2つの大きなダムがあり、南アフリカ共和国やナミビア共和国、ボツワナ共和国といった周辺の国々に水を売っているそうです。

また、レソト王国は山道が多いため、馬での移動が一般的だとか。

とはいえ、都市部は近年、急激な発展を遂げていて自動車も走っているそうで、「レソト王国の中流階級では、日本の車が多いです。だから、レソト王国の人たちは日本という国を知っている」と言います。

そうした中、4万人ほどの女性が工場で働いているとのことで、「まだ教育が行き届いておらず、未就職人口など、国が解決すべき問題は多くあります」と語る大使。そのため「私たちレソト王国大使館では、レソト王国の英語教師を日本に呼び、2020年のオリンピックイヤーに日本で仕事を作ろうとしています」と話します。

大使が「もう1つ見てほしい」と指をさした写真は、最大落差192メートルを誇るマレツニャーネの滝。ここの周辺でお祭りを開催し、野外にバーベキュースタンドを広げ、飲んだり食べたりして楽しむのだそう。

また、レソト王国は雪が降るためスキー場もあります。「アフリスキーリゾートはいつも混んでいて、予約を1年前に取らなければならないほどです」と意外な一面も紹介。大使は「日本の人はまだレソト王国のことを知らないでしょう? ぜひ紹介してほしい」と笑顔を見せます。

次回9月6日(金)放送の「大使館晩餐会」のコーナーも、引き続きレソト王国大使館の特集をお届けします。どうぞお楽しみに!

<番組概要>
番組名:明日どこ!? DX
放送日時:毎週金曜 12:29~12:55 「エムキャス」でも同時配信
※再放送 翌週火・木・土曜 23:00~23:30 <TOKYO MX2>
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/asudoko/
番組Twitter:@asudoko_dx

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