TOKYO MX(地上波9ch)朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(毎週月~金曜7:00~)。8月14日(水)の放送では、ジャーナリストの中村竜太郎さんが、日韓関係について見解を述べました。

◆世耕経産相、韓国の対応に不快感
韓国政府が8月12日に輸出管理の優遇対象国から日本を除外する措置を発表したことを受け、世耕弘成経産相は自身のTwitterで「何を根拠に日本の輸出管理制度が輸出管理レジームの基本原則に則っていないと言えるのか全く不明」などと投稿し、不快感を示しました。
ジャーナリストの中村竜太郎さんは、日韓対立の激化について「韓国は隣国でもあるし、貿易などでもお互いに依存している部分があるので、関係修復に向けて努めてほしいと思う。しかし、状況を見るとこじれまくっていて、お互いに報復手段を出してケンカになっている」と感想を口にします。
その打開策として「まずは両国の担当者レベルできちんと話し合いをして、感情的なもつれをほどくことが大切なのではないか」と主張。
◆メディアが大ごとにし過ぎている?
韓国現地における日本製品の不買運動などの騒動についても、「個人的には、韓国にはもう少しクールダウンしてもらい、きちんと自国の現状と日本とのあり方を考えて直してほしい」と対立関係の軟化を望んでいました。
MCの堀潤は、かつて経産省で貿易管理部長などを務めた細川昌彦さんが指摘していたという発言の一部を紹介。「韓国の優遇措置撤廃と言っても、実際の輸入量から見ても、そもそも優遇対象となっていた割合のうち数パーセントぐらいのもので、『メディアの皆さんも勉強してください』と細川さんは言っていた」とのこと。そんな側面もあることから、「メディアが大ごとにし過ぎているところもあるのかもしれない」と話していました。
<番組概要>
番組名:モーニングCROSS
放送日時:毎週月~金曜 7:00~7:59 「エムキャス」でも同時配信
レギュラー出演者:堀潤、宮瀬茉祐子
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/morning_cross/