裏側は見えないから大丈夫!? アメリカ人俳優が“食品サンプル”作りにトライ

2019.06.02(日)

07:00

東京に関わるさまざまな外国人の視点で東京の魅力を再発見するTOKYO MX(地上波9ch)の国際情報バラエティ番組「明日どこ!? DX」(毎週金曜12:29~)。5月17日(金)放送の「トレジャーニッポン」のコーナーでは、前回に引き続き、アメリカ人俳優のマイケル・キダさんが食品サンプル作りにチャレンジしました。

東京に関わるさまざまな外国人の視点で東京の魅力を再発見するTOKYO MX(地上波9ch)の国際情報バラエティ番組「明日どこ!? DX」(毎週金曜12:29~)。5月17日(金)放送の「トレジャーニッポン」のコーナーでは、前回に引き続き、アメリカ人俳優のマイケル・キダさんが食品サンプル作りにチャレンジしました。

マイケルさんが向かったのは、調理道具や食器などがそろう問屋街「かっぱ橋道具街」。お目当ては、食品サンプルをあつかう「元祖食品サンプル屋 合羽橋店」。食品がモチーフのマグネットやストラップ、自分で作れる食品サンプルキットを販売しているほか、食品サンプルの製作を体験することもできます。

マイケルさんも、食品サンプル作りに挑戦してみることに。今回は「天ぷら」と「レタス」を作ります。

まずは天ぷらの具材選びから。マイケルさんが選んだのはエビとカボチャ。

作業スペースには、60℃に溶けた黄色、白色、緑色のロウが。それぞれ、天ぷらの衣、レタスの芯、レタスの葉を作るのに使います。また、ロウを形作るための42℃のお湯、固めるための冷水も用意されています。

まずは、講師の千葉麻子さんがお手本を披露。

紙コップに入れた黄色のロウを、高い位置からお湯に垂らしていきます。コツは、「長方形をイメージして垂らすこと」。できた衣にエビをのせ、しっぽのほうから水中に引き入れ、エビを反転させます。お湯から取り出し、手で衣をまとわりつかせ、形を整えたら冷水へ。

千葉さんに倣い、マイケルさんもエビの天ぷらを作ります。初めてにしては器用に形作り、「細かい衣が付いていておいしそう」と褒め言葉も!

しかし、カボチャの天ぷらでは、衣が片面にしかつかず「天ぷら屋さんでこれが出てきたら怒る……」と苦笑い。千葉さんからは「食品サンプルなので、裏側は見えない」とフォローが……。

続いてはレタス作り。お玉を使い、お湯に白色、緑色のロウの順で重ねて敷いていきます。ゆっくりと沈め、くるくると丸めていけば完成。半分にカットしてみると、本物のレタスのような断面が! 千葉さんからも「とてもおいしそうにできています!」と嬉しい一言。

初めての食品サンプル作りを終え、ご満悦のマイケルさん。ものづくりにこだわる日本人のよさが、外国人にも伝わる「かっぱ橋道具街」を後にしました。

次回の「トレジャーニッポン」コーナーでは、イタリア人ピアニストでモデルのアレックスが京都を訪れ、竹細工を見学した模様をお届けします。

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<番組概要>
番組名:明日どこ!? DX
放送日時:毎週金曜 12:29~12:55
※再放送 翌週火・木・土曜 23:00~23:30 <TOKYO MX2>
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/asudoko/
番組Twitter:@asudoko_dx

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