東京に関わるさまざまな外国人の視点で東京の魅力を再発見するTOKYO MX(地上波9ch)の国際情報バラエティ番組「明日どこ!? DX」(毎週金曜12:29~)。5月10日(金)放送の「トレジャーニッポン」のコーナーでは、アメリカ人俳優のマイケル・キダさんが東京都台東区の「かっぱ橋道具街」を訪れた模様をお届けしました。

マイケルさんは、俳優やモデルとしての活動のほか、農業やDIY、さらには自らが作った料理店で腕を振るうなど、マルチな才能の持ち主。以前、職人の町・福岡県大川市を訪れたマイケルさん。今回は、調理器具や食器などの問屋街で、最近は外国人にも人気の「かっぱ橋道具街」に行ってみたいとのこと。
来日したばかりの頃、合羽橋近くに1ヵ月ほど住んでいたことがあるそうで“日本の原点”とも言える場所。かっぱ橋道具街にも、100回くらい来たことがあると言います。今回のお目当ては、創業111年目の老舗料理道具屋「釜浅商店」。このお店で包丁を見てみたいようです。
対応してくれたのは、店員の百合岡実希さん。店内にズラリと陳列されている洋包丁、和包丁は「全て手に取って、握り心地や重さのバランスを確かめることが可能」とのこと。しかも、テーブルの上の面が全てまな板になっているので、刃をあててみるなどのチェックができるそうです。
調理器具専門店というと一般の人には敷居が高いイメージがあるかもしれませんが、このお店では店員が詳しく説明をしてくれるので、とても人気なのだとか。
百合岡さんは「見た目だけの判断だと、色や柄や値段の差しかない。でも、包丁は手に取って使う道具なので、持ってみて一番持ち心地がいいもの、手に馴染むものを選ぶのがいい」とアドバイス。
働いて3年半になるフランス人店員のエスクデロ ジェレミーさんは、来日直後から合羽橋に来ていたそうで、この街の魅力に魅せられた1人です。「料理道具はここに来れば何でもある。休みの日にも道具街をウロウロしている」と笑顔で話します。
マイケルさんは、包丁のほか、釜やお櫃(おひつ)などを手に取りとても楽しそう。百合岡さんは「お櫃は、炊き上がったお米の水分を木が調節してくれて、お米本来の味をより引き出してくれる」と説明。マイケルさんは、熱心に耳を傾けていました。
次回の「トレジャーニッポン」コーナーでは、マイケルさんの「かっぱ橋道具街」訪問の後編をお届けします。
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<番組概要>
番組名:明日どこ!? DX
放送日時:毎週金曜 12:29~12:55
※再放送 翌週火・木・土曜 23:00~23:30 <TOKYO MX2>
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/asudoko/
番組Twitter:@asudoko_dx