東京に関わるさまざまな外国人の視点で東京の魅力を再発見するTOKYO MX（地上波9ch）の国際情報バラエティ番組「明日どこ!? DX」（毎週日曜13:00～）。2月17日（日）放送の番組企画「大使館★晩餐会」では、駐日スリランカ大使館にスポットを当て、特命全権大使のダンミカ・ガンガーナート・ディサーナーヤカさんにオススメのスリランカ料理を教えてもらいました。

インドの南東に位置する島国、スリランカ民主社会主義共和国。人口はおよそ2,000万人で、国民の約7割が仏教徒と言われています。

国内には、古代都市シギリヤをはじめ、ダンブッラの黄金寺院、聖地キャンディなど8つの世界遺産が。また、浅瀬に立てた1本の棒の上に座り、魚を引っ掛けて取るスリランカ南部の伝統的釣法「ストルトフィッシング」の観光ツアーなども人気です。

ダンミカさんによると、スリランカは「カレーをよく食べる国」なのだとか。種類によって使う香辛料はさまざまで、家庭ごとに香辛料を配合し、オリジナルのスパイスを作っているそうです。そして、「どのカレーにもカツオ節を使う」という驚きの情報も。

そんなスリランカ料理を味わうべく、ダンミカさんに案内してもらったのは中目黒にある名店「セイロン・イン」。ダンミカさんが「一番おいしい」と絶賛する、本格スリランカ料理のレストランです。

テーブルに運ばれてきたのは、スリランカの代表的な麺料理「インディアッパ」。ここで、店主のリヤナゲ・アジ・ワサンタさんに食べ方をレクチャーしてもらうことに。

スリランカ料理は手で食べるのが基本とのこと。まずは麺を食べる分だけ取り、お皿に乗せます。そして、麺の上にココナッツをスープ状にした「キリホリ」をかけます。ここに、ココナッツやカツオ節、スパイスを混ぜた辛味のふりかけ「ポルサンボラ」と「フィッシュカレー」をかけ、手でよく混ぜ合わせれば完成。

さっそく口へ運ぶ番組スタッフ。だし文化があるだけに「深い味わい。おいしい！」と感動した様子。

また、リヤナゲさんはほかの定番メニューも紹介してくれます。
こちらは、スリランカの米粉クレープ「ホッパー」でいただく料理。カツオ節などを唐辛子、ライムなどで味付けした炒め物「シニサンボール」や、玉ねぎやカツオ節を砂糖を使って煮た「カッタサンボール」を、ホッパーで包んで食べます。

思いのほか辛かったようで、なかなか喋りだせない番組スタッフ。しかし、「ふりかけのうまみがギュッと詰まっている。カツオ節のキムチみたい！」と満足そうな感想が。

最後に、要予約のメニュー「バナナの葉包み弁当」まで用意してくれたリヤナゲさん。バナナの葉を広げると、そこには色とりどりカレーやおかずとともに、ごはんが敷き詰められています。

ダンミカさんいわく「大統領も毎日こういうお弁当を食べている」のだとか。1口分ずつ、ごはんとおかずを指で混ぜて食べるお弁当に「自分好みの味で食べることができる。おいしい！」とご満悦の番組スタッフ。合間に唐辛子をかじるのがスリランカ流の食べ方と聞き、勢いよく唐辛子にかぶりつきますが、次の瞬間「辛い!!」とせき込んでいました。

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＜番組概要＞
番組名：明日どこ!? DX
放送日時：毎週日曜 13:00～13:27
※再放送 翌週火・木・土曜 23:00～23:27　＜TOKYO MX2＞
番組Webサイト：https://s.mxtv.jp/variety/asudoko/
番組Twitter：@asudoko_dx