ハンガリー版“味噌汁”に“とんかつ”!? 駐日大使が絶賛する名店へ

2019.03.02(土)

06:50

東京に関わるさまざまな外国人の視点で東京の魅力を再発見するTOKYO MX(地上波9ch)の国際情報バラエティ番組「明日どこ!? DX」(毎週日曜13:00~)。2月10日(日)放送の番組企画「大使館★晩餐会」では、前回に引き続き、駐日ハンガリー大使館にスポットを当て、特命全権大使のパラノビチ・ノルバートさんにオススメのハンガリー料理を教えてもらいました。

東京に関わるさまざまな外国人の視点で東京の魅力を再発見するTOKYO MX(地上波9ch)の国際情報バラエティ番組「明日どこ!? DX」(毎週日曜13:00~)。2月10日(日)放送の番組企画「大使館★晩餐会」では、前回に引き続き、駐日ハンガリー大使館にスポットを当て、特命全権大使のパラノビチ・ノルバートさんにオススメのハンガリー料理を教えてもらいました。

前回の放送で「ハンガリーにも日本に似た“だし文化”がある」と教えてくれたノルバートさん。今回は、その食文化を堪能できるお店を案内してもらえることに。

やってきたのは、赤坂にある「DÖBRÖGI HUNGARIAN BAR & DINING(ドブロギ ハンガリアン バー&ダイニング)」。ノルバートさんが「本物のハンガリー料理が食べられるところ」と大絶賛する純ハンガリー料理店です。ちなみに、純ハンガリー料理店は日本に5店舗しかないそうで、ここはそのうちの貴重な1軒なのだそう。

オーナーのラスローさんが運んできたのは、ハンガリーを代表するスープ料理「グヤーシュ」。肉や野菜、骨などを煮込んでだしをとっており、「日本で言うと味噌汁的な存在」なのだそうです。

ハンガリーはスープ大国で、「スープは数十種類あり、私も子どものときからよくスープを飲んでいた」と話すノルバートさん。グヤーシュもハンガリーのソウルフードの1つと言い、「ハンガリー(そのもの)と思っていただいて間違いない」と太鼓判を押します。

さっそくグヤーシュをいただく番組スタッフ。「ビーフシチューのような見た目ですが、しっかり煮込んでだしをとっているので、もっと奥深い味がする」と感想を口にし、ハンガリーならではのだし文化をじっくり味わいます。また、「体が芯から温まる感じ。“早く家に帰ってあの温かい料理が食べたい”というような料理だと思う」とのコメントも。

続いて運ばれてきたのは、ハーブで味付けされたパプリカときのこの煮込み料理。
ノルバートさんいわく「ハンガリー料理のベースはパプリカ」とのこと。こちらは、パプリカときのこと一緒に煮込み、ハンガリーのショートパスタ「ノケッリ」を添えた1品です。

続いて運ばれてきた料理を見て、「とんかつですか!?」と驚く番組スタッフ。こちらはヨーロッパ風の豚肉料理「シュニッツェル」。ハンガリーの家庭では日曜日によく食べられるものなのだとか。

「日曜日にとんかつなんて日本みたい」と親近感を覚えつつ、シュニッツェルを一切れ口に運びます。「日本のとんかつよりもさっぱりしている。食べやすいかも!」と、これまたお気に入りの様子。

ここで、カウンターに並ぶリキュールが気になった番組スタッフ。そのなかからノルバートさんが紹介してくれたのは、ハンガリーの伝統的なハーブ・リキュール「ウニクム」。
こちらは、40種類のハーブが入った健康酒で、今から200年以上前に生まれた国民的リキュールなのだそう。ウニクムを試飲した番組スタッフは「クラシックの香りがする“養命酒”だ!」と一言。

ハンガリー料理を存分に楽しみ、「今日1日でハンガリーのファンになりました!」と大満足の番組スタッフ。最後に、ノルバートさんへ「日本のことをどう思っていますか?」と質問を投げかけます。

「伝統、歴史、ストーリーがあるのが日本の好きなところ」と話すノルバートさん。味や文化などが代々受け継がれていく老舗について「世代交代がしっかりできてすばらしい。それは日本のチカラであり、宝。ハンガリーから来るゲストにも紹介したところです」と、自身が感じる日本の魅力を語りました。

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<番組概要>
番組名:明日どこ!? DX
放送日時:毎週日曜 13:00~13:27
※再放送 翌週火・木・土曜 23:00~23:27 <TOKYO MX2>
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/asudoko/
番組Twitter:@asudoko_dx

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