ワーホリで“神社”勤め!? 鳥取市の“移住定住者”支援キャンペーン

2019.01.26(土)

06:50

東京に関わるさまざまな外国人の視点で東京の魅力を再発見するTOKYO MX(地上波9ch)の国際情報バラエティ番組「明日どこ!? DX」(毎週日曜13:00~)。1月20日(日)放送の「トレジャーニッポン」のコーナーでは、前回に引き続き、カナダ出身タレントのマイケル・ウィドナーさんの鳥取市での移住体験の模様をお届けしました。

東京に関わるさまざまな外国人の視点で東京の魅力を再発見するTOKYO MX(地上波9ch)の国際情報バラエティ番組「明日どこ!? DX」(毎週日曜13:00~)。1月20日(日)放送の「トレジャーニッポン」のコーナーでは、前回に引き続き、カナダ出身タレントのマイケル・ウィドナーさんの鳥取市での移住体験の模様をお届けしました。

「すごい!鳥取市ワーホリ!」と銘打ち、移住定住者支援キャンペーンにまい進している鳥取市。ここへの移住を真剣に検討しているウィドナーさんは、前回の放送で一泊1,500円の宿泊施設「お試し住宅」に到着し、その充実度に目を見張りました。今回はいよいよ、鳥取市ならではの体験をしに街へ繰り出します!

鳥取市内でウィドナーさんが発見したのは、ピンク色の郵便ポスト。白兎神話「因幡の白兎」をモチーフに、側面にはかわいいうさぎが描かれています。このポストは市内の3カ所限定で設置されているそう。郵便局も「すごい!鳥取市」キャンペーンとコラボし、鳥取市の魅力を伝えるのに一役買っているようです。

鳥取市広報室・大塚愛子さんの案内でやって来たのは、1,300年以上の歴史を誇る宇倍神社です。

ここでは、ワーキング・ホリデーの利用者に、神社での仕事体験や参拝作法などを教えてくださいます。禰宜の金田祐季さんは、最初は「“神社でやるの?”って驚いた」のだとか。しかし、市の職員の熱意に圧倒され、移住定住者支援に向けて「一緒にやってみようと思った」と話します。

鳥取市は、「移住に興味があるけれど、知り合いもツテもない……」というウィドナーさんのような人のために「俺の鳥取ブラザー、私の鳥取シスター」というシステムをスタートしました。これは、鳥取市のさまざまな住民=“ブラザー&シスター”が、気軽に移住者の相談にのってくれるというもの。宇倍神社の金田さんは、心強い“ブラザー”の1人です。

鳥取市を拠点とする「サービスタクシー」にも、頼りになるブラザーがいます。同社に勤める、すご!ウサタクシードライバーの松浦秀一郎さんです。

松浦さんは、東京の大学でフランス文学を学んだのち、故郷の鳥取市にUターン転職した経験の持ち主。故郷に戻ってからは「人と交流する機会が増え、趣味が増えた」と話します。サーフィンやランニングを始め、2018年にはフルマラソンを2回完走。さらに、飲み友達がバレエ教室の講師をしていたため、クラシックバレエも始めたと言います。

東京では1人で過ごしがちだったと言う松浦さんですが、鳥取市では家族付き合いをする友人が増えたそう。「そういうところに惹かれて、県外から移住してくる人が多いのかもしれない」と語り、ウィドナーさんにも「(移住するのを)待っています!」と熱烈なラブコールを送りました。

ただ、ウィドナーさんには少し気がかりなことがあるとか。それは外国人の自分が鳥取市の人たちに受け入れてもらえるのかどうか。そんなウィドナーさんを、広報の大塚さんは「ぜひ会わせたい人がいる」と連れ出します。

到着したのは、鳥取市国際観光物産センター「まちパル鳥取」。そこにいたのは、7年前にロシアから移住してきたというチェブラコワ・イリーナさん。

移住先を決めるときに、鳥取市以外も「いろいろ調べた」とイリーナさん。まわりの人からは「『鳥取に行かないほうがいい』とも言われた(笑)」と話しますが、実際に体感した鳥取市は「住みやすくて自然に溢れている街。自分にぴったり」と、大満足の様子です。

次回、1月27日(日)の放送では、イリーナさんが“鳥取市でほれ込んだ”という方に、ウィドナーが会いに行くことに。お楽しみに!

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<番組概要>
番組名:明日どこ!? DX
放送日時:毎週日曜 13:00~13:27
※再放送 翌週火・木・土曜 23:00~23:27 <TOKYO MX2>
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/asudoko/
番組Twitter:@asudoko_dx

 

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