国民性が日本に似ている!? 大使が語る「アルメニアはこんな国」

2018.12.01(土)

06:50

東京に関わるさまざまな外国人の視点で東京の魅力を再発見するTOKYO MXの国際情報バラエティ番組「明日どこ!? DX」。10月21日(日)放送の「大使館晩餐会」のコーナーでは、アルメニア共和国の特命全権大使をつとめるグラント・ポゴシャンさんが出演しました。

東京に関わるさまざまな外国人の視点で東京の魅力を再発見するTOKYO MXの国際情報バラエティ番組「明日どこ!? DX」。10月21日(日)放送の「大使館晩餐会」のコーナーでは、アルメニア共和国の特命全権大使をつとめるグラント・ポゴシャンさんが出演しました。

アジアとヨーロッパの中間地点、黒海とカスピ海に挟まれたコーカサス山脈の南側にあるアルメニア共和国。人口およそ300万人で、面積は日本の13分の1ほど。国土の約90%は標高1,000m以上の高地です。1991年、ソビエト連邦の崩壊とともに独立しました。治安も良いため、近年は観光で訪れる人が増えています。

工学博士にして言語や文化、歴史に精通するポゴシャンさんは、大使の仕事に就く前、日本の大学で教授をしていたそうです。ポゴシャンさんによると、アルメニアは歴史ある国で、首都のエレヴァンは約2,800年前に建設されたとか。紀元前782年の碑文が残されており、古代ローマより古い街だと伝えられています。そして、勤勉な国民性を持ち、人材と教育をとても大事にしている国だと紹介。「日本に似ている国です」と語りました。

アルメニアにはギネス認定された、世界一古いワイン醸造施設跡があります。そこではワインが約6,100年前に作られていたことが証明されているそうです。そしてワインとともに有名なのが、イギリスのウィンストン・チャーチル元首相も好んでいたというアルメニア産のブランデーです。

ポゴシャンさんの好意で10万円相当のブランデーを試飲させてもらった番組の城田信義チーフプロデューサー。普段お酒が飲めない城田チーフプロデューサーですが、口に含むとその格調高い味わいに笑顔を見せていました。

アルメニア共和国
首都:エレヴァン
言語:アルメニア語(独自のアルメニア文字をもつ)
人口:約300万人
面積:約3万㎢(日本の13分の1)
主要産業:IT産業、農業(ブランデー「アララト」は特に有名)、観光業、ダイアモンド加工
宗教:大多数が東方教会系のアルメニア使徒教会を信仰
大使メッセージ
「日本の皆様、ぜひアルメニアにお越しください」

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<番組概要>
番組名:明日どこ!? DX
放送日時:毎週日曜 13:00~13:27 「エムキャス」でも同時配信
※再放送 翌週火・木・土曜 23:00~23:27 <TOKYO MX2>
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/variety/asudoko/
番組Twitter:@asudoko_dx

 

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