大島町長選 新人3人が目指す“島の姿”は?
今回の統一地方選では島しょ部でも選挙が開かれ 大島では町長選が行われています。 今回、新人3人による三つ巴の争いとなっていて それぞれが目指す島の姿を聞いて聞きましまた。 都心から約100キロ離れた伊豆大島… 都内最大の島に住む人は現在、約7000人です。 大島町では新人3人による選挙戦が 行われていて町内で論戦が繰り広げられています。 坂上氏:「1番大きな課題は 若い人たちが少なくなったことです」 「若い人の島にしたい」と訴えるのは、 元町議会の議長で新人の坂上長一さんです。 議会運営の実績をアピールする坂上さんは、 人口減少への対策が町の最重要課題だとして 島外からの移住を支援する取り組みを打ち出しています。 「人口がどんどん減って7000人を切ってくるような状況。 若い人たちが大島に住んで安心して子育てができる 若い人たちのための島を作っていきたい」 河野氏:「大島を教育の島として 東京都の中でも誇れる教育を行う」 「教育の島」を掲げて戦うのは元大学教授で新人の河野庸介さんです。 河野さんは大島を教育の先進地域にしたいとして、 子育て教室や語学教育によって人材の強化を目指します。 河野氏:「中学校を出て 都内にいれば「高校受験どうしよう」と 多くの子供が悩むが 現状の大島であれば中学校を出ればそのまま (大島の)高校に入学できる」 「英語教育 プログラミング言語 国語 この3つの言語を充実させることで 大島を語学の島にしたい」 清水氏:「若い私を先頭で使っていただいて 大島が一歩前に進んでいく」 元町議会議員で新人の清水光一さんは、30歳の若い発想を武器に 「観光の島」としての盛り上げを訴えます。 大島をアニメや漫画の聖地にしたり ヨットを漁港で停泊できるようにするなど、新たな観光策で 島の財政を豊かにしていきたいと語ります。 清水氏:「観光という意味で大島の外からお客さんに 来てもらわなければいけない。外部の視点を取り入れて 観光振興策に取り組まなくてはいけない」 大島町長選挙は23日に投開票です。
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