大島町長選 新人3人が目指す“島の姿”は?
地域・まち - 2023年4月21日 20時10分
今回の統一地方選では島しょ部でも選挙が開かれ
大島では町長選が行われています。
今回、新人3人による三つ巴の争いとなっていて
それぞれが目指す島の姿を聞いて聞きましまた。
都心から約100キロ離れた伊豆大島…
都内最大の島に住む人は現在、約7000人です。
大島町では新人3人による選挙戦が
行われていて町内で論戦が繰り広げられています。
坂上氏:「1番大きな課題は 若い人たちが少なくなったことです」
「若い人の島にしたい」と訴えるのは、
元町議会の議長で新人の坂上長一さんです。
議会運営の実績をアピールする坂上さんは、
人口減少への対策が町の最重要課題だとして
島外からの移住を支援する取り組みを打ち出しています。
「人口がどんどん減って7000人を切ってくるような状況。
若い人たちが大島に住んで安心して子育てができる
若い人たちのための島を作っていきたい」
河野氏:「大島を教育の島として 東京都の中でも誇れる教育を行う」
「教育の島」を掲げて戦うのは元大学教授で新人の河野庸介さんです。
河野さんは大島を教育の先進地域にしたいとして、
子育て教室や語学教育によって人材の強化を目指します。
河野氏:「中学校を出て 都内にいれば「高校受験どうしよう」と
多くの子供が悩むが 現状の大島であれば中学校を出ればそのまま
(大島の)高校に入学できる」
「英語教育 プログラミング言語 国語
この3つの言語を充実させることで 大島を語学の島にしたい」
清水氏:「若い私を先頭で使っていただいて 大島が一歩前に進んでいく」
元町議会議員で新人の清水光一さんは、30歳の若い発想を武器に
「観光の島」としての盛り上げを訴えます。
大島をアニメや漫画の聖地にしたり
ヨットを漁港で停泊できるようにするなど、新たな観光策で
島の財政を豊かにしていきたいと語ります。
清水氏:「観光という意味で大島の外からお客さんに
来てもらわなければいけない。外部の視点を取り入れて
観光振興策に取り組まなくてはいけない」
大島町長選挙は23日に投開票です。