放送基準
前 文
東京メトロポリタンテレビジョン株式会社(以下「TOKYO MX」と言う)は、東京初の地上波地域テレビ局である。
TOKYO MXは、地域の歴史と伝統を踏まえ、豊かな市民社会の実現に役立つ生活情報を継続的に提供し、新しい都市文化の創造に貢献する。
TOKYO MXは、グローバルな視点に立って世界平和の達成と地球環境の保護を考える。地球上における多様な人と人、及び人と自然との共生に寄与する。
TOKYO MXは、半世紀を越えるテレビ放送の経験と反省に立ち、開かれた顔の見えるテレビ局、情報システムを構築する。
TOKYO MXは、放送を行うにあたって公平、公正な立場を堅持し、基本的人権を尊重する。言論・表現の自由を貫き、放送倫理の向上と品位の維持に努める。
TOKYO MXは、テレビが極めて大きな影響力を持つメディアであることを自覚し、放送人である前に良き社会人であることをこころがけ、TOKYO MXの放送に携わる者ひとりひとりが、社会的規範を順守し、テレビメディアの使命を果たしていく。
TOKYO MXは、このような志のもと、番組基準を設けて番組・広告に適用するとともに、放送番組審議会の意見を尊重し、よりよい放送の実現を目指す。
本 文
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《人 権》
放送を通じてすべての人の人権を守り、人格を尊重する。個人、団体の名誉、信用を傷つけない。差別・偏見の解消に努め、あらゆる立場の弱者、少数者の意見に配慮する。
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《平 和》
人種、民族、文化、国家、宗教、風俗・習慣などについての相互理解を促進し、世界平和の実現・維持に努める。
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《環 境》
地球規模の環境破壊を、地域の視点からも考える。汚染、破壊の実態を把握し、かけがえのない地球を次の世代によりよい姿で残すため、生活者の立場で継続的に報道する。
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《文 化》
文化遺産の掘り起こしと再評価に寄与し、放送を通じて、新しい都市文化の創造と発展に貢献する。
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《公共性》
政治、経済、社会生活上の諸問題は公平、公正に取り扱う。意見が対立している問題については、できるだけ多角的な観点から情報を提供する。
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《表 現》
常にわかりやすい表現を心がける。人々に不安や恐怖、または不快感を生じさせるような表現はしない。暴力や犯罪を肯定的に取り扱わない。報道される人の人権には、十分に配慮する。
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《広 告》
TOKYO MXの広告は、視聴者に利益をもたらすものでなければならない。
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《訂 正》
放送が真実でなかったり不適切だったことが判明した時は、できるだけ速やかに明確な訂正、取り消しの放送をすると共に再発防止に努める。
※上記に規定のない事項については、「日本民間放送連盟放送基準」を準用する。
日本新聞協会「新聞倫理綱領」も参照する。
放送番組の種別等について
TOKYO MX 編成局
放送法等の一部を改正する法律(平成23年3月31日施行)により導入された「放送番組の種別の公表制度」に基づき、「放送番組の種別の基準」を策定するとともに、放送番組の種別等を公表します。
「放送番組の種別の基準」
番組審議会に諮問し、決定した「放送番組の種別の基準」を公表します。
平成23年(2011年)7月7日に策定した「放送番組の種別の基準」はこちら
「基本番組表」
春(4月)と秋(10月)の改編期ごとに基本番組表を公表します。
「令和6年(2024年)上期の基本番組表」はこちら
「令和6年(2024年)上期の基本番組 種別ごとの放送時間」はこちら
「個々の放送番組の種別」
毎月第3週の期間に放送した全放送番組について「個々の放送番組の種別」を公表します。
令和5年(2023年)10月分はこちら
令和5年(2023年)11月分はこちら
令和5年(2023年)12月分はこちら
令和6年(2024年)1月分はこちら
令和6年(2024年)2月分はこちら
令和6年(2024年)3月分はこちら
「種別ごとの放送時間」(各第3週の合計分数)
令和5年(2023年)10月~令和6年(2024年)3月分はこちら
CMの放送時間
毎月第3週の期間に放送した「CMの放送時間」(6か月合計)を公表します。
(※CMバンクから送出したCMの放送時間です)
令和5年(2023年)10月~令和6年(2024年)3月分はこちら
青少年に見てもらいたい番組
TOKYO MX 編成局
堀潤 Live Junction
(月-金)18:00-19:00
これまで朝の番組を担当してきたジャーナリスト堀潤さんと、フリーアナウンサーで2児の母の豊崎由里絵さんが夕方に登場し、日々のニュースを独自目線で徹底取材してお届け。「あなたと社会は、Newsでつながる。」をキャッチコピーに、大手メディアが取り上げないニュースにもスポットをあて、番組が社会と視聴者を結びつける“Junction”(交差点・合流点)になる。子育て中で保育士経験もある豊崎由里絵さんが子育て世代のリアルな悩みに迫るコーナーや、視聴者が“当事者”として撮影した映像からニュースを伝える企画「モクゲキシャ」、堀潤さんが編集長となって世界のニュースを分かりやすく解説するコーナー「New global」などを展開。都政や都内の事件・事故を取材する報道部記者が社会課題を深掘りするコーナーも。
堀潤激論サミット
(月-金)20:57-21:25
私たちの生活に身近な疑問や課題を、ジャーナリスト堀潤をはじめ各界で活躍するさまざまな世代・立場の出演者が“炎上上等”で生激論します。あらゆる世代の自由闊達な議論から生まれる“共感”と“気付き”、そしてグローバルな目線から広がる“未来”と“希望”を創出できる番組となるよう、議論を深めていく。
日曜はカラフル2 天使編
(日)18:00-18:55
ポジティブクイーン・アン ミカが伝える「人生を楽しむポジティブな情報」で視聴者やゲストが抱える悶々とした気持ちを吹き飛ばし、人生を楽しむヒントをお届けする番組。2024年10月からは日曜日夕方に放送時間を移動。この番組を見れば、週明けからも楽しく過ごせること間違いなし!?
はじめての美術館
(第2、4日)8:00-8:30
各地の美術館を巡る子どもも楽しめるアート番組。「作品のどこを見れば良いの?」、「どの部分がスゴイの?」、「どんな人が描いたの?」、「印象派って何?」など、アートに関して素直に聞いてみたいことを、展覧会の展示作品を見ながら子どもにも分かりやすく解説する。お子さまのアート入門番組としてはもちろん、ご家族にとっても、アート・美術を身近に感じることができる番組。
緊急地震速報とは
【実施日】
2008年7月7日(月) 放送開始とともにスタート。
【速報の対象範囲】
TOKYO MXの放送波が届く範囲(CATVによる再送信エリアを含む)。関東1都6県を中心とする地域。
【緊急地震速報とは】
地震の際には、大きな揺れを引き起こす波動とともに、「P波」と呼ばれる、伝わる速度が速く、揺れの小さな波動が発生します。この「P波」を測定して解析することで、伝わる早さの違いを利用して、大きな揺れが到達する前に一般に知らせる仕組みです。
【放送の仕組み】
気象庁から発せられた緊急地震速報は、事業所や一般家庭に設置された専用受信装置に伝えられる一方、専用の回線を通して放送局に瞬時に届きます。TOKYO MXでは、それを分かりやすい形に作図し、警報音とともに自動的に放送波にのせて視聴者に届けるシステムを構築しました。
【放送画面サンプル】
緊急地震速報が発令された時
【緊急地震速報の限界】
震源に近い地域では、「P波」と大きな揺れとの時間差が少ないため、緊急地震速報が間に合いません。この範囲は震源から数十キロと考えられ、最も被害を受ける可能性のある地域では、揺れた後に速報が出るという、構造的な限界を抱えています。また、地震発生直後の限られた情報に基づいて解析するため、予想震度(放送では扱いません)に誤差が生じることがあり、速報自体が誤って出される可能性もあります。誤報が判明した場合は、気象庁が取り消しの速報をすることになっています。
放送番組審議会
放送番組審議会は、放送法で定められた審議機関で、放送番組が公共性の観点から適正に編成・制作されることを目的に設置されています。TOKYO MXの放送番組審議会は、開局前の1994年に発足し、現在7名の委員により、熱心な意見が交わされています。