小河内神社 例大祭
都心からから65キロ、標高530メートルの位置にある小河内ダム。
首都・東京の水がめとして、1957年(昭和32)に完成しました。
総貯水量1億9000トン。水道専用ダムとしては東洋一の規模を誇ります。
ダム建設によって945世帯が祖先伝来の土地から移転を強いられ、旧小河内村は奥多摩湖の湖底に沈んでしまいました。
住民は、一部が標高の高い場所に移転、一部が昭島市などに集団移転。
9つの神社と11の祭神は、「小河内神社」に合祀され、旧小河内村で古くから行われてきた祭事も、全て「小河内神社」に奉納されることになりました。
今回の「ダイドーグループ 日本の祭り」では、今も残る旧小河内村の「伝統芸能」を1年間にわたり取材。
4年ぶりの小河内神社例大祭に向け、それぞれの地区の「伝統芸能」が辿った道のり、これからを追いました。