世田谷区 寄付額100万円の返礼品発表 ふるさと納税寄付額は昨年同時期よりも増

2023.11.22(水)

10:00

世田谷区は、ふるさと納税による区への寄付額が昨年度の同時期よりも増加したことを明らかにしました。また新たな返礼品を発表し、中には100万円の寄付額になる版画も追加されました。

世田谷区は、ふるさと納税による区への寄付額が昨年度の同時期よりも増加したことを明らかにしました。また新たな返礼品を発表し、中には100万円の寄付額になる版画も追加されました。

世田谷区によりますと、先月末時点でのふるさと納税による寄付件数は3800件で、これは昨年度の同じ時期に比べ2600件増え、寄付額も1億5000万円に到達し、昨年度より9600万円増えたということです。

世田谷区は、より一層の寄付を獲得するため、区立世田谷美術館と世田谷文学館の展覧会鑑賞チケットや、区内の人気店のおはぎや肉まんなど、新たな返礼品を追加すると発表しました。

そのうちの一つが、かつて世田谷区にアトリエ兼住居を構えた画家・向井潤吉さんの版画で、これは100万円の寄付額だということです。

これまで過度な返礼品競争について疑問を呈していた保坂区長は…

保坂区長:「まさにある意味矛盾を抱えながらの取り組みになっております。その金額についても、もちろん数千円というものも考えて出して行きますが、芸術作品やアートであればそれなりの価格であるのはやむを得ないし、でないと(寄付の)流出の抑止効果というのはまだまだ難しいと思う」

 

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