調布市道路陥没 地盤の補修工事を開始 住民団体“問題起きたら停止を”

2023.08.03(木)

11:00

陥没事故から3年…ようやく補修工事が始まりました。調布市の道路の陥没が見つかった住宅街で、地盤の補修工事が8月2日から始まりました。地元の住民団体は問題が起きたときには直ちに工事全体を止めるよう求めています。

陥没事故から3年…ようやく補修工事が始まりました。調布市の道路の陥没が見つかった住宅街で、地盤の補修工事が8月2日から始まりました。地元の住民団体は問題が起きたときには直ちに工事全体を止めるよう求めています。

3年前の10月に調布市の住宅街で道路が陥没した問題で、原因となったトンネル工事を進めていた東日本高速道路が8月2日から地盤を補修する工事を始めました。

計画では、トンネルの真上の幅16メートル、長さ220メートルの範囲で、約220カ所にセメントと水の混合液を入れていく予定で、これまで住民説明会を開くなどしてきました。工事開始日の8月2日は、混合液を入れるための穴を開ける作業が行われていました。東日本高速道路は「振動や騒音の軽減に努めて工事を進める」と住民に説明しています。

住民団体のメンバーで近くに住む丸山さんは、工事による周辺地域への影響を懸念しています。

外環被害住民連絡会 丸山さん:「今日は穴あけただけでしょ、だから分からないけど、あれがどれだけどういうふうに広がっていくか分からないし。いや、ものすごい心配ですよ、それは実際」

住民団体は東日本高速道路に対して迅速な情報公開を求めているほか、問題が起きたときには直ちに工事全体を止めるよう要望しています。

 

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