映画ハリーポッターのテーマパークが6月16日にオープンします。パーティーのシーンに出てくる大広間や、世界中でここでしか見ることができないあの動く階段が、初めて報道陣に公開されました。

記者：「こちらは映画でも食事のシーンなど多く場面で使われた大広間です、実際の映画のセットと同じ素材の石がこの床に使われているということです」

6月16日にとしまえん跡地にオープンする映画ハリーポッターの体験型テーマパーク。6月14日に公開されたのは、魔法学校でのパーティのシーンなどでおなじみの大広間です。実際に映画を手がけたスタッフがセットを再現し、教壇には等身大のホグワーツの教職員も並んでいます。またハリーがホグワーツに通う前に住んでいた家も公開され、印象的な映画のワンシーンが精巧に再現されていて、映画の世界観を楽しめます。

さらに…
記者：「こちらは東京でしか見ることができない、映画にも登場する動く階段です。作品に入り込んだような迫力があります」

魔法学校ホグワーツではおなじみの動く階段。イギリスの施設にも同じようなセットはあるということですが、階段が動くのを見ることができるのは東京の施設だけです。そしてこのエリアでは、訪れた人が壁に飾られた「動く肖像画」になることが可能で、自身が映画の中に入ったような思い出を作ることができます。

施設は東京ドーム約2個分の面積があり、屋内型施設としては世界最大規模。そして施設内には世界最大のハリーポッターショップがあり、杖やローブなど映画にまつわるグッズのほか、東京の施設限定のグッズも多くあるということです。

またオープンを前に、近くの商店会なども賑わいをみせています。練馬区の観光センターが施設のオープンに合わせ、5月から発行している地球の歩き方の「豊島園通りの歩き方」では、施設周辺のおすすめの観光スポットや飲食店の情報などが丁寧に記されています。この冊子は練馬区役所や観光案内所、豊島園駅近くの飲食店などで無料で配られているということです。