多摩市 燃料電池搭載のごみ収集車 試験運用始まる

2023.05.23(火)

10:40

多摩市は東京都などと連携して、燃料電池を活用したごみ収集車の試験運用を始めました。多摩地域で初の試みです。

多摩市は東京都などと連携して、燃料電池を活用したごみ収集車の試験運用を始めました。多摩地域で初の試みです。

この試験運用は、水素社会の実現を目指し、多摩市と東京都、それに早稲田大学が連携して行っているものです。

燃料電池を搭載したごみ収集車は、水素と空気中の酸素を化学反応させて電気を作り出す仕組みで、走行時に二酸化炭素を排出しないため、環境への配慮が期待されます。

5月22日に行われた出発式では、多摩市の阿部市長が、今回の試験運用の意気込みを語りました。

阿部市長:「今回丘陵地である本市を選んでいただいたということで、改めて実証実験を行っていただくことで、水素社会の実現に向け、大きな一歩を記すことができるのではないか」

試験運用は多摩地域26市では初めてで、12月中旬までの約半年間行われます。

 

この記事が気に入ったら
「TOKYO MX」 公式
Facebookアカウントを
いいね!してね

RELATED ARTICLE関連記事