大國魂神社「くらやみ祭り」4年ぶり開催

2023.05.04(木)

10:30

府中市の大國魂神社では4年ぶりに「くらやみ祭」が開かれています。賑わいの様子を会場からお伝えします。

府中市の大國魂神社では4年ぶりに「くらやみ祭」が開かれています。賑わいの様子を会場からお伝えします。

府中駅の近くにある大國魂神社では、4月30日から5月6日までの7日間「くらやみ祭」が開催されています。その昔、深夜に街の明かりを全て消した暗闇のなかでみこしを担いでいたことから「くらやみ祭」と呼ばれています。

5月3日は神社の前の道が封鎖され、馬が道を行き交う競馬式「こまくらべ」が行われます。「こまくらべ」は昔、府中周辺では良質な馬が多く産まれていたため、馬を集めて競争させ中でも足の速い優れた馬を選んで朝廷に献上したのが始まりといわれています。この行事は1000年以上も続いており、武家社会で用いられた衣装を着た男性が馬に乗り、4頭の馬が1頭ずつ走り、旧甲州街道の200メートルを3往復します。

コロナ禍の影響で「こまくらべ」は4年ぶりの開催となりました。久々のお祭りの開催に会場の熱気もすごく、いい場所で観覧したいからか、開催の1時間前から場所取りをする人も見られました。

2回目の中継では「こまくらべ」が始まっていて、馬のスピードが速く、既に馬が走りぬけていきました。これだけ間近で走る馬を見るのは初めてですが、ひづめの音や馬の鼻息が聞こえ、とても迫力があります。4頭の馬が1頭ずつ走りぬけていくのですが、走り出すときには会場から歓声があがりました。

 

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