<池袋暴走事故から3年・交通事故ゼロの未来へ>交通手段確保へ独自の支援策 東京・国分寺市

2022.04.21(木)

10:00

<池袋暴走事故から3年・交通事故ゼロの未来へ>交通手段確保へ独自の支援策 東京・国分寺市

 東京・池袋で高齢者が運転する車が通行人らを次々とはね、親子2人が亡くなり9人がけがをした事故から3年がたちました。これをきっかけに、全国の自治体では高齢者の運転免許返納を促す取り組みが進められています。東京都内で自動車の免許免許証を返納した人の数を見てみると、2016年から2018年は年間5万人以下で推移していました。それが2019年になると、池袋での事故の後となる4月から12月までの9カ月間で5万人を超え、この1年間で6万6000人以上が返納し、過去最多の人数を記録しました。その後も運転免許証を返納する人は年間6万人前後で、高い値が続いています。ただ、免許返納が進む一方で考えなければいけないのが新たな交通手段の確保です。この問題に独自の対応を取っている東京・国分寺市の取り組みを取材しました。

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