暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX（地上波9ch）の情報番組「東京インフォメーション」（毎週月―金曜、朝7:15～）。
今回は東京都と埼玉・千葉・神奈川の3県、横浜・川崎・千葉・さいたま・相模原の5市が推進する「夏の暑さ対策」についてや、都がおすすめする「打ち水」について紹介しました。

◆九都県市「夏の暑さ対策」を推進

九都県市は、夏の暑さ対策を推進します。

これは、九都県市を構成する、東京都と埼玉・千葉・神奈川の3県、横浜・川崎・千葉・さいたま・相模原の5市が、地球温暖化の防止や、ヒートアイランド現象の緩和、熱中症の予防につながる夏の暑さ対策を推進するというもので、期間は9月30日（木）までです。

期間中の取り組みとして、まいた水が周囲を冷やすことで涼しい風が吹き、涼を得ることができる「打ち水」や、直射日光を遮ることで体感温度を下げる効果が期待でき、コロナ禍における熱中症対策としても有効な「日傘」の効果を、各都県市のウェブサイトやSNSなどにより積極的に情報発信し、推進するということです。

また、日本水フォーラムが推進する「打ち水大作戦」を後援するとともに、自治体や企業、団体などと連携して、打ち水実施の呼びかけなどを行うということです。

ヒートアイランド現象などについては、九都県市首脳会議環境問題対策委員会のウェブサイトをご覧ください。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/06/23/13.html





◆今夏も“「打ち水」はおうちで”

都は、今年の夏も、テレワークなどにより自宅で過ごす機会が多くなることから、おうちでの「打ち水」をおすすめしています。

「打ち水」には、真夏の気温低下につなげることで、ヒートアイランド対策への効果や節電効果だけでなく、「場を清める」意味合いなど、日本人らしいおもてなしの心があります。

都では、2017年度から都内各所で「打ち水」イベントを開催してきました。

ことしは、去年と同様に、おうちでできる暑さ対策として、「打ち水」が普及・定着していくための取り組みを推進するということです。

都では、「打ち水」は、朝・夕に行うと、涼しさが持続して効果的で、日なたよりも日陰に水をまくことをおすすめしています。

今後は、感染症拡大防止策を踏まえた「打ち水」の実施方法や、おうちでの打ち水にかかわる動画などを、特設サイト「打ち水日和」に掲載するということです。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/06/23/15.html
https://uchimizubiyori.metro.tokyo.lg.jp/




◆商店街リノベーション支援事業

東京都では、「商店街リノベーション支援事業」の支援商店街を募集しています。

「商店街リノベーション支援事業」は、空き店舗問題や、核となる店舗の不在などにより集客力が低下している商店街に対し、外部の専門家を派遣することによって、まちづくり的な視点をもって商店街自らが活性化する取り組みを支援することを目的にした事業です。

支援対象は、都内の商店街で、商店街連合会や商工会議所などは対象になりません。支援期間は、事業開始年度から最長3年間で、専門家派遣による、空き店舗などを活用した商店街再生の全体構想および行程表の策定支援や、商店街などへの構想普及、意識啓発などの支援が受けられます。

申請には、
・空き店舗が存在し集客力が低下するなどの課題を抱えている
・この事業に協力できる専門家の候補がいる
・事業に専念できる人員を確保できる
などの要件を全て満たすことが必要です。

申請方法は、必要書類を都のウェブサイトよりダウンロード、もしくは区市町村商店街担当から受け取り、必要事項を記入して、7月16日（金）までに区市町村商店街担当へ提出してください。

提出された申請書類を基に書類審査、プレゼンテーション審査が行われます。
プレゼンテーション審査の日時などについては、連絡があります。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/06/17/05.html
https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/chushou/shoko/chiiki/jyosei/




＜番組概要＞
番組名：東京インフォメーション
放送日時：毎週月―金曜 7:15～7:20
キャスター：久保井朝美、中村美公
番組Webサイト：https://s.mxtv.jp/tokyoinfo/