暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX（地上波9ch）の情報番組「東京インフォメーション」（毎週月―金曜、朝7:15～）。
今回は東京都緊急事態措置等も6月20日（日）まで延長されたことをうけた都立施設や学校などの対応についてや、公正な採用選考での就職の機会均等を目指す「就職差別解消促進月間」でを紹介しました。

◆都「緊急事態措置等」延長 都立施設の対応

国の緊急事態宣言の延長を受けて、東京都緊急事態措置等も、6月1日（火）から20日（日）まで延長されています。

（小池知事会見／28日）
「国において、東京都ほか、8つの道府県を対象として、特措法に基づいての緊急事態宣言を、6月20日（日）まで延長することが決定されました。この発出を受けて、都の対策本部において、特措法に基づいて緊急事態措置を決定したところです」

都における緊急事態措置等の延長は、6月1日（火）～20日（日）午後12時まで、区域は都内全域です。
都民に向けては、日中も含めた不要不急の外出・移動の自粛、事業者へは、休業・時短・イベントなどの開催制限が要請されています。

（小池知事会見／28日）
「現在、休業中の都立施設などへの対応ですが、現在、休業中の動物園、有料庭園、美術館・博物館など都立の施設は、人流抑制策として、事前予約制などによる徹底した人数制限を実施をするとともに、感染防止対策を更に強化した上で、順次、再開をしていきます。

例えば、上野動物園は、通常の開園時における1日最大入場者数が約2万人ですが、その10分の1の1日2,000人を定員とします。
ただし、感染状況が悪化した場合には、速やかに休業などの措置を講じます。

それから、都庁の展望室ですが、引き続き、閉鎖をいたします。
都立公園、通行規制や特定エリアの立入制限、宴会、飲食などの自粛の要請を継続をしていきます。
公園内の売店などですが、来園者の水分補給や利便性などを考慮して、酒類の販売を禁止した上で営業を再開をいたします。

街頭の看板、ネオン、イルミネーションなどについては、早めの帰宅を促すということで、街灯を除いて午後8時以降の消灯の徹底を、これまでもご協力いただいていますが、引き続き、今回の延長にあたって、この点もご協力のほどお願いいたします。

大学・短大・専修学校、各種学校ですが、引き続き、オンライン授業の積極的活用、クラスを分割した授業、大教室の活用など、感染拡大の防止につながる取り組みをお願いいたします。

都立高校は、時差通学の徹底、オンラインを活用した分散登校の実施、飛沫感染の可能性の高い教育活動の中止などを継続してまいります。小中学校は、感染症対策の徹底とともに、児童や生徒の心身の健康を維持するため、工夫した教育活動をお願いいたします。

都民、事業者、行政一体となって、頑張っていきましょう」

関連リンク
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/1007617/1013870.html








◆6月は「就職差別解消促進月間」

6月は、就職差別をなくし、就職の機会均等を目指す「就職差別解消促進月間」です。

就職は、生活の安定確保や、労働を通じた社会参加など、人が幸せに生きていく上で基本となるもので、その採用選考は、応募者の適性と能力に基づき、公正に行われなければなりません。

しかし、面接時に本籍地や思想・信条などを聞くなど、就職差別につながるおそれのある事例が、現在もあるということです。

都は、6月を「就職差別解消促進月間」とし、就職差別をなくして就職の機会均等を確保するため、国や関係機関などと連携して、様々な啓発活動を展開することで、差別のない公正な採用選考の実施に向けて、積極的に取り組むよう呼びかけています。

月間中に実施される取り組みについては、ウェブサイト「TOKYOはたらくネット」に掲載ています。

関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2021/04/26/09.html
https://www.hataraku.metro.tokyo.lg.jp/kaizen/kosei/kouen-eiga/






＜番組概要＞
番組名：東京インフォメーション
放送日時：毎週月―金曜 7:15～7:20
キャスター：久保井朝美、中村美公
番組Webサイト：https://s.mxtv.jp/tokyoinfo/