暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。
今回は国の緊急事態宣言解除を受けて都の外出自粛・休業要請などの緩和措置についてや、新型コロナウイルスなどの感染拡大防止に役立つ新規性の高い商品やサービス募集を紹介しました。

◆「ステップ1」へ 外出自粛・休業要請緩和
国の緊急事態宣言解除を受けて、東京都は、外出自粛・休業要請などの緩和措置について、4段階あるステップのうち、一部を緩和する「ステップ1」に移行しました。
都が先週、発表した、新型コロナウイルス感染症を乗り超えるためのロードマップに示された、「外出自粛、休業要請等の緩和措置の内容」では、緩和措置は、「ステップ0」から「ステップ3」までの4段階となっています。
きのうまでの緊急事態宣言下、「東京アラート」が発令されていたときが「ステップ0」で、外出自粛では、接触機会の8割程度の低減や、他県への移動の自粛、施設などへの休業要請、イベント開催の自粛が求められていました。
これが「ステップ1」に移行することで、外出自粛は、5割程度の接触機会の低減を目指した自粛に緩和されます。
事業者に対する休業要請では、例えば、博物館や美術館図書館など都民の文化的・健康的な生活を維持する上で必要性が高い施設は、入場制限などを設けることを前提に緩和が可能となります。
体育館や水泳場などの屋内の運動施設は、野球場やテニス場、陸上競技場など屋外の運動施設同様、観客席部分を使用停止としたままでの再開が可能となります。
飲食店などは、営業時間が一部、緩和され、夜10時まで営業できるようになり、イベントの開催自粛は、50人までの比較的、小さい規模のイベントの開催が緩和されます。
大学や高等専修学校を除く専修学校、各種学校などの教育施設は、分散登校などにより、再開が可能となります。
都立高校の場合では、登校頻度、在校時間、生徒数の割合など、登校日の設定を変更した段階的再開と、学校と家庭でのオンラインとの組み合わせによる教育活動で、学校の「新しい日常」の定着につなげるとしています。
都は、感染状況によっては、「東京アラート」の再発動もあるとして、注意とともに、さらなる協力を呼びかけています。
関連リンク
https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/taisaku/saigai/1007261/1007967.html"
◆“感染拡大防止に役立つ新商品”募集
東京都は、新型コロナウイルスなどの感染拡大防止に役立つ新規性の高い商品やサービスを募集しています。
これは、「東京都トライアル発注認定制度」を活用する取り組みです。新型コロナウイルス感染症拡大防止に役立つ新しい商品やサービスを都が認定。その一部を試験的に購入して評価し、販路開拓を支援するとともに、商品などを普及させることで、新型コロナウイルス感染拡大の防止を図るというものです。
認定対象者は、都内の中小企業や、開業届を出している個人事業者で、認定対象商品は、例えば、飛沫感染などの対策に役立つ夏でも快適なマスクやフェイスガード、接触機会を減らす対策に役立つ非接触スイッチ、移動機会を減らす対策に役立つ新たな働き方支援システムなどです。
ホームページから申請書や実施計画書をダウンロードし、必要書類を作成して送付してください。
申請の受け付け期間は、6月10日(水)~30日(火)までです。
関連リンク
https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/chushou/shoko/sougyou/trial/topics/cat5664/index.html
◆都立学校における“オンライン教育”
東京都教育委員会は、全ての都立学校でオンライン教育を始めます。
これは、都立学校でオンラインによる教育を実践できるよう、東京都教育委員会が2020年の秋を目標に、ハード、ソフト両面の環境整備を進めてきた取り組みで、新型コロナウイルス感染症の影響から、予定を前倒ししたものです。
学習支援クラウドサービスなどを活用することで、先生から児童・生徒への課題の配信、同時・双方向の通信によるホームルームや授業ができるようになります。
また、区市町村立の学校でも家庭にある端末や、学校から借りることができる端末を使うなどで、オンライン教育に取り組んでいるいうことです。
関連リンク
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/05/08/02.html
<番組概要>
番組名:東京インフォメーション
放送日時:毎週月―金曜 7:15~7:20
キャスター:久保井朝美、平川彩佳
番組Webサイト:https://s.mxtv.jp/tokyoinfo/
この記事が気に入ったら
「TOKYO MX」 公式
Facebookアカウントを
いいね!してね