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小学生親子ら、AEDリレーで命を救う! 東京・江戸川区

(地域・まち - 2018年7月5日 18時30分)
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 東京・江戸川区の飲食店で、突然倒れて心肺停止となった70歳の男性に心肺蘇生処置を施して命を救ったとして、2組の親子と近くに住む男性に対し、東京消防庁から感謝状が贈られました。

 7月4日に小岩消防署から感謝状を受けたのは、現場で救命活動を行った石井和子さんと小学4年生の斗和君親子と、生沼景子さん・千里ちゃん親子など、合わせて5人です。石井和子さんは「やらなきゃ、というよりも簡単に体が動いた感じ」と振り返りました。

 6月29日、江戸川区西篠崎の飲食店で石井さん親子と生沼さん親子は食事をしていました。すると、カウンター席に座ろうとしていた70歳の男性が突然倒れて意識を失い、心肺停止の状態となりました。ちょうど3月に救命講習を受けていたという石井さんが居合わせたため、石井さんの指示の下、心肺蘇生の救命活動を行ったといいます。石井さんは「まず、子どもたちに『AEDを取ってきて』と、お風呂屋さんに行くよう指示した。心臓マッサージをしていたら、向かいの家から男性が来てくれて、その人も一緒に心臓マッサージを交代で行い、AEDの到着を待った」と当時の状況を語りました。

 斗和君と千里ちゃんはAED=自動体外式除細動器を探しに近くの公衆浴場へと走りました。斗和君は「無我夢中で何も考えないで、頭真っ白なまま走った」、石井さんは「戸惑っている暇はなかったので、割と淡々と全てを行った感じだった」と当時を語りました。

 全員の連携した救命活動で男性は意識を取り戻し、現在は歩けるまでに回復したということです。石井さんは「子どもたちも走ってすぐ『はいAED』と持ってきてくれたので、連携がうまくいった」、生沼さんは「石井さんがてきぱき指示してくれなかったら、ただ救急車を待つだけだったと思う」と語りました。

 親子の連携と的確な対応が男性の命を救いました。小岩消防署の西村俊成署長は「一番のメリットは、子どもがAEDを取りに行ってくれたこと。子どもの活躍が大きかったと感じている」と語りました。また、感謝状を受け取った子どもたちは「石井さんのお母さんに『早くAEDを取りに行って』と言われなくても、次からは行けるようにしたい」(千里ちゃん)、「人をもっと助けられるように頑張りたい」(斗和君)などと話し、今回、多くのことを学んだといいます。石井さんは「救命対応を習っていればきちんと体が動くんだと実践できたので、自信を持ってほしいし、1人でも多くの人に講習を受けてもらいたい」と話しています。

 小岩消防署は4日に感謝状を贈った5人のほかに、救命活動を手伝った男性1人と、AEDを貸した公衆浴場にも後日、感謝状を贈ることにしています。

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  • 有馬 隼人 有馬 隼人
  • 田中 麻耶 田中 麻耶
  • 今井 美桜 今井 美桜

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