看護師らによる患者への暴行事件があった八王子市の精神科病院「滝山病院」が、東京都の命令に対して改善計画を提出したことが分かりました。

東京都は滝山病院における患者への暴行２件を虐待と認定し、先月25日に院長らに対して具体的な改善計画を提出するよう求めていました。
東京都によりますと、きょう（9日）午後2時ごろ、滝山病院の職員が都庁を訪れ虐待防止委員会の設置や再発防止のマニュアル作成などの改善計画を示したということです。
東京都はこれを確認しましたが、「計画の一部に具体性がみられない」などとして、病院に対して改善計画を修正したうえで速やかに再度提出するよう求めたということです。