“公選法抵触”報道 江東区 木村弥生区長「後日 お答え致します。」
都政 - 2023年7月11日 20時05分
江東区の木村弥生区長が、今年4月の区長選で、公職選挙法に違反したのではないかと、けさ(11日)の東京新聞が報じました。この疑惑について、区長はきょう(11日)の会見で、言及を避けました。
4人が立候補した今年4月の江東区長選で、クリーンな政治を掲げ当選した、木村弥生区長。
この区長選の期間中に、公職選挙法違反の恐れがある、有料のネット広告で投票を呼びかけていたと、きょう(11日)、東京新聞が報じました。この疑惑について木村区長は、きょう(11日)の会見で、否定も肯定もしませんでした。
木村区長:「こちらについては、顧問弁護士に調査を依頼していて事実確認中です。終わり次第、回答致します。」
Q現時点での区長の認識として、あったのかなかったのか?
「先ほども申し上げましたようにそれも含めて顧問弁護士に調査を依頼しているところであります。」
Q自分の認識について調査しているんですか?
「それも含めて後日お答え致します。」
Q違法性の認識は?
「ごめんなさい、先ほどから申し上げている通り、また後日、その点に関しては回答致します。」
木村区長は、警察からの聴取は受けていないとして上で、来週中に何らかの形で回答するとしました。
Q区民に対して説明を果たしているとの考えですか?
「えーふっまた来週きちんとお答えいたします。」
Q記者会見を開いていただけると約束していただけますか?
「それは検討します。」
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4月の江東区長選で初当選した区長の疑惑が浮かんできましたが…有料広告を出していたとすればどういった点が違法なのか…
そものも公職選挙法で選挙期間中に候補者名を出してネットの有料広告を出すことは禁じられています。
今回、木村区長はユーチューブを閲覧するときに流れる広告の一部に区長本人の姿と「木村やよいに投票してください」という文字が表示される有料広告を使用していたとみられています。
この疑惑について、江東区の区選管に取材したところ「具体的には把握していないのでコメントできない」としもし有料広告を使っていた場合については「犯罪の要件を満たしているかは警察が判断する」と回答がありました。
区選管にはこれまでに選挙でネットの有料広告を出していいのか?といった有料広告についての問い合わせが複数あったということです。違反した場合は、2年以下の禁錮または50万円以下の罰金となります。
木村区長はきょう(11日)の定例会見で警察の聴取は受けていないと話しています。
区長は来週何らかの形で対応するとしていますが
東京新聞木原さんどのように見ていますか?:「~公職選挙法、違法と合法の線引きがかなり難しく、候補者ができること出来ないこと 政党だと出来ること色々グレーな部分もある これを機にネット上での選挙活動について考えて見る機会になればと思います。」
来週どういった対応があるのか注目していきたいです。