大田区・鈴木新区長に聞く
都政 - 2023年5月16日 20時10分
番組ではこれまで先月の統一地方選で初当選した区長に出演してもらい、話を伺ってきました。きょう(16日)は、大田区の鈴木晶雅新区長に中継でお話をうかがいます。まずはきょう(16日)、開かれた区長の就任会見の模様をご覧いただきます。
鈴木区長:「私は松原区政を継承しつつ常に区民の生の声を聞いて活動してきた経験を最大限に活かして新しい時代に合った大田区政の新しい扉を開いて発展させていきたいと思っております」
鈴木晶雅新区長は大田区議10年、都議16年の実績を基に、これまでの松原区政の継承を訴え、区長選を戦い、初当選を果たしました。きょう(16日)の就任会見で、補正予算案を発表し、今後の区政への意気込みを改めて語りました。
鈴木区長:「またこれからの新しい大田区の新たなる計画もつくっていかないといけないんだろうなと、その中で鈴木カラーというものももっともっと背骨をしっかりとしたものをお示しをしていけたらなと思っています」
Q:就任会見を終えて今の思いはいかがですか?
Q:きょう(16日)の就任会見では物価高騰などに対する補正予算案が発表されています。
補正予算案では、選挙の公約にも掲げていた区立小中学校の給食費の無償化に来月から来年3月分までで約18億8600万円を計上しました。また所得が低い世帯への支援策として子育て世帯に児童一人当たり5万円を支給する方針で、約6億1000万円。さらに所得の低い世帯には電気やガスなどの価格高騰への支援として3万円を給付するとして、約27億3000万円を計上するとしています。
就任後、初めての補選予算案で打ち出した物価高対策、やはり一番の課題と捉えているということでしょうか?
Q:大田区をめぐっては国や東京都と進めている新空港線も大きな課題となっています。鈴木区長は4期16年続いた「松原区政の継承」を訴え、松原前区長が進めていた、2つの蒲田駅を結ぶ「新空港線」いわゆる『蒲蒲線』の整備推進を掲げています。多摩川線を地下化することで徒歩で約10分、800メートルほど離れたJRと京急の蒲田駅をつなげ、京急空港線に乗り入れるという計画です。新空港線の整備計画は、大田区としては40年来の計画ですが、総事業費1360億円の費用の面などで反対する声も根強くあるなかでどう進めていきますか?
Q:松原区政の継承を訴えていた鈴木区長としては、今後、鈴木カラーをどのように出していきますか?