江東区長選 大久保朋果氏が初当選 自民・公明・国民・都ファが推薦
都政 - 2023年12月11日 11時05分
木村弥生前区長の辞職に伴う江東区長選挙は、自民・公明・国民・都民ファーストの会などが推薦した元東京都職員の大久保朋果さんが、初当選しました。新人5人の戦いとなった江東区長選挙は、元東京都職員の大久保朋果さんが5万7029票を獲得し、立民・共産・れいわ・社民などが支持した次点の酒井菜摘さんに約2万2000票差を付け初当選を果たしました。
大久保朋果氏:「区民の皆さまの1日も早い信頼回復のために明日から全力で公務に取り組んでまいります」「皆さんが江東区の未来に希望を持てるような、安心して子育てができる、未来に希望を持てる、そういった江東区を築いていきたいと思っております。」
選挙戦で大久保さんは小池知事との連携を全面に打ち出すと共に、都の職員として培った30年の行政経験などを訴えていました。江東区長選の投票率は、39.2%で前回4月の区長選と比べて10ポイント近く低く過去最低となっています。今回の江東区長選挙は、今年4月に初当選した木村弥生前区長が区長選の期間中、有料のインターネット広告を出したとして、公職選挙法違反の疑いで任意の事情聴取を受け辞職したことに伴うもので、各候補とも区政の信頼回復を訴えました。
次点で立憲民主党や共産党が支持した酒井菜摘さんと、前回の区議選でトップ当選し、今回3位の票を集めた三戸安弥さんの敗戦の弁です。
酒井菜摘氏:「古い政治ときっぱり決別ができませんでした。しかし、私たちの挑戦がこれからも続くと思っております。ご支援いただいた皆様、ご投票いただいた皆様に改めて心から感謝申し上げます。ありがとうございました。」
三戸安弥氏:「当選できなかったことについてはひとえに私の力不足でございます。また信頼して頂ける江東区を作っていきたいと思っております。」