東京都 宿泊税「年内めどに見直し」表明
都政 - 2025年2月27日 11時05分
都内でインバウンド客の増加が続く中、小池知事は宿泊税を見直し、年内をめどに素案を示す考えを示しました。
東京都は2002年から宿泊施設の利用者に対して、1泊あたりの宿泊料金1万円以上で100円、1万5千円以上で200円の宿泊税を徴収し、観光振興の財源などに充てています。
小池知事はきのう(26日)、都議会代表質問で宿泊税のあり方について問われ、「高額な宿泊が増加するなど宿泊税が創設されたときから状況は変化している」などとして、見直しの素案を年内をめどにまとめる考えを示しました。
宿泊税を巡ってはこれまで旅館やホテルなどの業界団体がインバウンド客の増加の影響で引き上げを都に求めていて、東京都も見直しを検討していました。