自民党の政治資金を巡り、都連でも「不記載」が発覚です。自民党東京都連は政治資金収支報告書の政治資金パーティー収入の内訳に関し、2023年までの2年間の総額832万円について、購入した人や団体と金額の不記載があったとして訂正しました。

政治資金規正法では1回のパーティーに付き、個人・団体の20万円を超える支払いは氏名や金額を記載するよう規定されています。しかし都連や訂正後の収支報告書によりますと、13の個人・団体で不記載があったということです。

自民党都連が2023年1月に都内のホテルで開いた政治資金パーティーでは8586万円の収入がありましたが、これまでに若宮健嗣元万博相の資金管理団体などの合わせて200万円について不記載が判明し、都連が確認を進めていました。そして今回新たに山田美樹元環境副大臣の150万円についても不記載があったことが判明したということです。

都連の担当者は「少額の購入が多数あり、把握できなかった」と説明しました。