都知事選の候補予定者が共同会見 主張は?/Joint press conference by four candidates for Tokyo gubernatorial election
都政 - 2024年6月19日 20時00分
6月19日に行われた東京都知事選挙への立候補予定者による共同会見では、他にもさまざまな政策についてそれぞれの見解が示されました。
小池知事が成立させた条例によって半額となっている「知事の給与」については、小池知事は今後も継続の意向を示しました。一方、蓮舫さんは「議会の皆さんとも含めて考えます」、石丸さんは「胸を張って全額頂きます」、田母神さんは「緊縮財政を招くだけなので元に戻す」としています。
次に「政治資金パーティーの開催」については、2022年におよそ4000万円のパーティー収入を得ている小池知事は「透明性を確保した上で開催する」としました。一方で、蓮舫さんは強力な権限を持つ知事がパーティーを行うとどんなに透明化しても癒着が疑われてしまうとして「一切行わない」、石丸さんも「開催しない」としています。田母神さんは「必要があれば開催する」としています。
2023年度・24年度でおよそ48億円の予算が計上されている「都庁のプロジェクションマッピング」を続けていくかについては、小池知事は「無から有を生み出した」と成果を強調しましたが、今後については触れませんでした。他の3人は「他の事業の予算に充てる」として継続しない考えを示しています。
過去最多の候補者数となる見込みの東京都知事選には、これまでに50人以上が会見などで立候補の意向を表明しています。都知事選は6月20日告示され、7月7日に投開票が行われます。