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目黒区長選挙 現・新5人が立候補/Meguro Ward Mayor Election: 5 Candidates

都政 - 2024年4月15日 20時05分
現職と新人の合わせて5人が立候補した目黒区長選挙についてお伝えします。告示日から各党の幹部の議員らが応援に入るなど激戦となっています。
立候補の届け出があったのは、いずれも無所属で
▼新人の伊藤悠さん、
▼現職の青木英二さん、
▼新人の河野陽子さん、
▼新人の瀧下隆行さん、
▼新人の西崎翔さん、
の5人です。区の選挙管理委員会によりますとこれまでで最も多い立候補者数だということです。
伊藤氏:「東京都との連携が欠かせません。そして、都の財源もしっかり活用するためにも、私は小池百合子東京都知事と連携し、この目黒を今までにないスピード感で改善していく、もっと幸せな街にしていく」
地域政党・都民ファーストの会と国民民主党が推薦する伊藤悠さんは、都議会議員の経験を踏まえ、都政との連携の重要性を訴えます。
小池知事:「国と都と区が連携しながら皆さんの目の前の課題しっかり応えていき、安心安全、(中略)満足いくような、そういう目黒区にになってほしい。そういう思いでいっぱいだ。」
都民ファーストの会の共同代表を務めていた伊藤さんのもとには特別顧問の小池知事や国民民主の玉木代表がかけつけ、小池知事は目黒区との連携をアピールしました。
青木英二氏:「20年長い長いと言われ続けている、でも皆さんよく考えてください。4年前に私に『もう4年しっかりやれ』と言ったのは皆さんがたです。」「みなさんの信託を受けたわけですから多選の批判には当たりません」
5期20年を務めた現職の青木英二さんは、多選への批判について 「信託の結果だ」と反論し、区長として進めてきた政策などの実績をアピールしています。
目黒銀座商店街 今井和男相談役:「6期目、最後の仕上げをしたいと言っているので、ここで皆さまの本当に力を貸していただいて、青木英二を当選させてください。」
青木さんは地元の商店街のメンバーとともに街を練り歩き、これまで培ってきた地盤を生かした支持固めを狙います。
河野陽子氏:「母親として、女性としての視点を生かしながら、区民の皆さまに寄り添った目黒区を作りたい、そういった思いをもった私だからこそ、目黒区を前に進めることができるこれから変えていくことができる。」
自民党が推薦する河野陽子さんは、区議会議員を3期務めた経験を生かし、女性初の目黒区長として 区役所のデジタル化を目指すことを掲げています。
河野太郎:「目黒区政を20年ぶりに変える。区政を変えて、目黒区の区民の皆さまに23区のなかで一番便利な行政サービスを提供する、そんな目黒区を作るチャンスがやってきた」
街頭演説では河野さんの「はとこ」の河野太郎デジタル大臣もマイクを握り、国と区が連携してデジタル化を図ると強調しました。
西崎翔氏:「古い政治ときっぱり決別をする。(中略)皆さまとともにこの目黒区をよくしていきたい、目黒区を新しい政治を作ることで日本全体の政治を皆さんの力で変えていける。それが目黒区長選挙なんですよ。 」
立憲民主党が推薦し、共産党や社民党が支持する元都議会議員の西崎翔さんは、区政を刷新し、目黒から新しい政治のあり方を発信していくと主張しています。
蓮舫氏:「西崎翔くんはわたしの秘書を務めてくれた。だからこそ行政監視は蓮舫譲りです。誰よりもリーダーとなって、皆さんの代わりにしっかりと行政をチェックしながら、ガバナンスをしていくことができます。」
演説には西崎さんがかつて秘書を務めていた立憲民主党の蓮舫参議院議員が応援にかけつけ、共産党などとの“野党共闘”を呼びかけました。
瀧下隆行氏:「経済成長できるんだよというモデルとして、目黒を経済成長モデルの都市として実現させたい」
IT系の企業に勤める会社員の瀧下隆行さんはしがらみのない発想で住民税の減税を進めるとして、目黒区を「経済成長のけん引役」にすることを目指しています。

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