小池知事、松本明子氏を副知事に起用へ 5年ぶり“女性副知事”の人事案を提出
都政 - 2024年10月3日 19時00分
東京都議会の定例会は10月4日に最終日を迎えます。これを前に、3日に開かれた都議会・議会運営委員会に東京都の小池知事が出席し、松本明子環境局長を副知事に起用する人事案を提出しました。
松本氏は2023年4月から産業労働局で「働く女性応援担当」の理事と局次長を兼務し、2024年4月から環境局長に就任しています。松本氏が副知事に就任すれば、5年ぶりの“女性副知事”誕生となります。
今回の都議会定例会には、客が従業員らに理不尽な要求をする、いわゆる「カスハラ」の防止に向けた条例案や、物価対策を盛り込んだ総額377億円の補正予算案が提出されています。また、代表質問の中で小池知事は第1子の保育料無償化について「全ての子どもを対象とした『018サポート』は国に先駆け実施し、社会に大きな一石を投じた。望む人誰もが安心して子どもを産み育てることができる社会の実現に向け、第1子の保育料無償化について具体的に検討していく」と表明しています。
都議会は4日に会期の最終日を迎え、本会議でカスハラ防止条例案や補正予算案が議決されます。